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4月11日/自我意識が生まれ始めると記憶が生まれる

"人間の成長のなかに、正規の神的-霊的諸力の意図とは
別の何かが生じます。

三歳、四歳、五歳における自我意識の形成です。

三歳、四歳、五歳というのは、
人間がのちになって、
自分の経験を思い出すことのできる時点です。

その時点から、
子どもは「わたし」と、いいはじめます。

人間の発展全体を、
ふたつの流れとして考えねばなりません。

正規の神的-霊的な存在達の働きかけを受けている
進化の流れが一つです。

もう一つの流れは、
生まれてから七歳までのあいだに子どもが内的に
自己意識を発展させるようにするものであり、
後に思い出すことができる記憶を発展させるものです。"

            <<シュタイナー教育の基本要素>>


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