7月16日/自閉症の子は自分自身の経験にも入り込めない
"自閉症の子どもの場合、より印象的なのは、
その子が何かをすることができないという事よりも、
何かをすることを積極的に避けるということです。
そしてそれでいて、
普通の動機づけの範囲外にある事柄を
どうしても行わずにはいられないのです。
自閉症の子どもは、
社会のなかに入り込めないように見えます。
しかしそれ以上に、
自閉症の子どもは一人格としての
自分自身に関わることができないように見えます。
ふさわしい自己経験を発達させることができない、
ということが、
自閉症の中心的な兆候として、
繰り返し指摘されてきました。
そして、まさにこのことが、
自閉症が目に見えて現れ始める時期
ー---つまり二歳から三歳にかけての時期ー---
に特有のことである、
と私は考えています。"
<<魂の保護を求める子どもたち>>
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