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半分は『終活』です。(後編)【コトバビタミン】第10回

こんにちは!虹色さん太(@nijiiro_santa)です。

さて、今回は前回の続きになりますが、タイトルで出ている『終活』と何の関係があるの?と思われそうなので、少し説明を入れておきます。

『やりたいな』と思っていることがあったときに『終活』の一つとして考えるとポジティブに『やってみよう』と考えられるというお話です。


今回レコーディングしている私の曲でギターを弾いてくれた、前編から登場しているU氏ですが、彼とのエピソードはもう少し続きます。

私の勤め先に若者たちのバンド活動のクラブがあるのですが、年度末の集大成として、ライブを企画することになり、ゲストとしてU氏を招こうということになりました。

若者たちがこれまでの活動の集大成として、バンド演奏やダンスなどを披露し、最後にこのU氏のバンドに演奏をしてもらうという流れです。

若者たちがこの日のために一生懸命練習し、そこで成果を披露する姿にまずもって感動しかないのですが、締め括りのU氏のバンドのライブがまた素晴らしかったのです。

この日は東京からU氏のみ遠征してきていて、その他のメンバーは地元のミュージシャンの方にサポートしていただいて、バンドセットでの演奏となりました。


メンバーは、前編でも登場しました、今回のレコーディングのプロデューサー兼エンジニア兼プログラミング兼ベーシストのN氏(この方は若者たちのバンドクラブの日々の指導もされています)と色んなプロの方のサポートも務められている地元のドラマーのP氏でした。N氏はU氏が上京する前に一緒にバンドを組んでいた仲で、呼吸はバッチリです!

演奏に関しては、もうこのメンツで間違いないでしょう!若者たちはU氏のバンドのリハーサルを見た時点で、体育座りで、すでにお口があんぐりなってました。

本番の演奏もさらに熱量を乗せて迫力があったのですが、このベーシストN氏の若者たちへ向けたMCがとても心に響きました。


細かくは覚えていませんが、

『ここでの経験はきっと役に立つときが来る。せっかくここで音楽を楽しむことを知ったので、これから先どんな形でも音楽と過ごしていって欲しい。音楽は苦しいときにもきっとみんなを救ってくれるから、音楽をずっと好きでいてくれ』

そんな内容だったと思います。

何でしょう、この説得力は。

やはり心に響かせる音を鳴らして、そこで思いを伝えるということの威力はハンパないですね!

このときの私は、やはりフロアの後ろの方で観ながら涙しておりました。

この日の打ち上げで盛り上がり過ぎて、帰りの電車でトイレに閉じこもっていたことは、ここだけの話ですw

なかなか今回のレコーディングの話まで行かない…

では戻りましょう!


今回、いつもはライブでベースを弾いてくれているY氏にはコーラスをお願いしました。
この方は大学の同じ学科の先輩で音楽が大好きなのです。その気持ちがとても純粋。
私の作る曲もとてもリスペクトしてくれていて、『こんな感じでお願いします!』という願いを叶えてくれます。
コーラスもとてもお上手で、私の声ともマッチしていると勝手に思ってます。
長年、飽きずにいていただき、感謝、感謝です。


さて、ここまでは音の録音の話でしたが、U氏の幼馴染みで同級生の漫画家(イラストレーターもしてます)のS氏に動画に使うアートワークもお願いしているので、どんな仕上がりになるのか楽しみです。

もう描いてるのかな?

S氏もU氏と同じときに私と出会っているので、もう長いですね。

ベースのN氏とアートのS氏は仕事の関係でもなかなか会う頻度は高く、よく仕事や人生について語っています。

このレコーディングの日に久しぶりに集まれたので、みんなで夕食を摂りましたが、話に夢中になり過ぎて、せっかく集まったのに集合写真を撮り損ねました…
N氏も後日同じことを嘆いていました。


今回レコーディングしたのは、かれこれ15年ぐらい前に作った『ゼロセン(表に出す時に変わっていなければこれが曲名)』という曲です。
ライブでは披露していましたが、きちんとした音源になるのは初めてです。

この曲は『神風特攻隊を命じられた一人の兵士が、零戦で出撃する運命に抗う心』を歌った反戦ラブソングです。
でもこの兵士は本当は兵士ではなく、愛する人のいる一人の人間なんですね。だから『ラブソング』です。

一先ずこの曲でまた0(ゼロ)からのスタートということで、こじつけておきたいと思います。


気の知れた仲間と0(ゼロ)からものづくりができるって幸せなことですね。

完成してアップするときはまたこちらでお知らせできればと思います。

ひたすら長かったですけど、少しでも心の栄養になりましたか?

ではまた〜!

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