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災害対策 ~食事編①~

近年、頻発化する災害から命を守るために一人一人の災害に対する心構えや知識と備えが重要です。また、避難生活や帰宅困難になった場合、糖尿病患者さんは特別な備えが必要となります。
今回は「食事」に関しての注意点や対策を2回に分けてご紹介します。
 
◎災害が発生した直後から3日目位
十分な食事を摂ることは困難かもしれません。しっかりエネルギーを摂ることを優先し、自分で準備した非常食や配給された食事などしっかり食べるようにしましょう。また飲料水不足やトイレ事情などで飲水を控えることによって脱水を起こし、それがもとで脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる病気を引き起こす可能性もあります。普段から飲料水の備えや、災害時でも水分補給を心がけましょう。
 
◎支援体制が整ってくる4日目~7日目位
食料供給が安定するまでバランスより量を優先し、おにぎりや菓子パンなど糖質中心の食事になるため高血糖になりやすくなります。
普段からごはんやパンなどの目安量を理解し、ゆっくり時間をかけて食べるようにすることで急激な血糖上昇を抑えてくれたり、血糖の乱れを防ぐ工夫をしましょう。



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