「ダメ!」「早く!」と言わない子育て
#私の子育て観
おしゃれセラピスト
葉山氣功整体にじ、井川ともみです🌈
私には三人子どもがいます。
15歳、高校1年生になった長男
13歳、中学2年生になり反抗期真っ只中の長女
6歳、小学1年生になった次女
私が子育てする上で大切にしていること、
たくさんありますが、
その中でも
「ダメ!」と「早く!」はできるだけ言わないで育てようと決めてやってきました。
あ、なるべく!です。完璧には無理なので…
このなるべく!というのも大事、完璧を求めすぎるといいことはありません。
完璧にできない自分を責め、うまくいかないことにイライラし子どもにあたる、という負のループになってしまいます。
この育て方も最初からそう、と決めていたわけではなく
長男が2歳くらいの時に、のんびりマイペースでおっとりしていた彼にも、魔の2歳、いやいやと自己主張がでてきて
どうにも思うようにいかなくなってきたとき
お友達と約束していて早く出掛けたいのに、彼は自分で靴が履きたい!でもうまく履けなくて時間がかかる…
自分でできなくてギャーっとなる
もー早くしてよー!と私が履かせようと手を出せばまたギャーとなってますます遅くなる…
という
それこそ負のループを繰り返してヘトヘト、子育てに自信もなにもなくなっていたとき
本で読んだか、誰かのコメントでみたか
「産まれたばかりの赤ちゃんに早く大きくなれ!早く!早く!って言わないでしょ?いつからかママたちは早く、早く!と言うようになっちゃうんだよね。その子のペースがあるんだよ」
というのを見て
はっ!!と思ったのです。
私は毎日何を早く早くと言っているんだろう?!と
ようするに自分のペースに無理やり子どもを合わせようとして、思いどおりにしようとしていた、ということに
やっと氣がついたのです。
それからは約束も余裕を持って決めて、時間も余裕を持って準備を始め、なるべく手を出さず長男が納得がいくように
心がけてきました。
もちろん、そううまくいかない日も、ありました。
それでも
心がけいるのとそうではないのでは違います。
そして
つくづく最近思うこと
私は人のペースにあわせられない笑
でもそれが普通だっていうこと
子育てを通して教えてもらいました。
その子にはその子のペースがある
でも急いでるのよー!
学校遅刻するよーー!!っていうときありますよね??
そういうときはこういいます。
「時計見てよー」
「何時に出るんだっけー?」
まだ時計が読めない小さいときは
「~ちゃん待ってるよ~」
「ママ買い物行きたいんだけどな~」
自発的に急ごう!と思わせる声がけ
早く!と急かしてやらせるのはある意味簡単
はいはい、やればいいんでしょ、って特に思春期になると親の言うことなんか聞いてない
でもこういう声がけしていると
自分で考えるようになる
何分に出るんだから何分までにこれを終わらせとこう
と
待ち合わせに遅れたら、~ちゃんを待たせるかもしれない
と
自分で考えて自分で行動できるようになる
それはたぶん人生においてとても大切なこと
誰かに言われてその通りやるのではなく
自分で考えて自分で決めて行動する
みんなと同じ、みんなに合わせてではなく
自分で、自ら行動できたら、いいな、と思うのです。
(実際はそこまで深く考えずにやってきましたが笑)
難しいですよね~
ついつい言っちゃいますよね~
でも本当にダメなことってそんなに多くないんです。
今言ったダメ!
本当にダメですか?!
絶対にやったらいけないことですか?
命に関わることですか??
と考えると
本当にダメ!なことはすごく少ない、と私は思います。
私も子どもたちがお友達を攻撃したり怪我させたりしそうな時はちゃんとダメ!
と止めます。
あとは飛び出したら車に引かれちゃう!というときは
ダメ!と言います。
ダメダメ言っていると本当にダメなことが何か子どももわからなくなると
私は思います。
生きていく上でやってはいけないこと、ってそんなに多くない。
何がダメで何がいいか、自分で考えられるように
お友達を大切にするっていうことが当然だというように私は育てたいな、といつも思っています。
正解を求めるだけの学校のお勉強はそこそこ、自分が困らない程度に
それよりも思いやりを持って育って欲しい
自分を大切にするように隣の人も大切にして欲しい
ただただそう思って子育てしています。
成功者に育てる、とか天才児を育てるとか
そんなこと、全然興味ない!!
その子らしくその子のいいところを最大限に引き出せる子育て
それが親の仕事だと私は思っています。