「不登校」とフリースクール
こんにちは✨
子育てママに光を当てる
葉山おしゃれセラピスト、井川ともみです🌈
昨日は冷たい雨だった葉山
今日は朝から雲ひとつない青空
風は少し冷たいですが
絶好のお散歩日和です♪
#私は私で生きていく
昨日は
次女が通っているフリースクールの卒業式でした。
今朝のスタエフでも喋っています。
次女が通っている葉山のお隣、逗子市にある
「ここだね」さんは
小学一年生から中学3年生までが通う
フリースクールで
昨日はその中学3年生の
ここだね卒業式でした。
あいにくの大雨でしたが
手作り感満載の卒業式と
みんなで笑顔で送り出す卒業パーティーが
とても和やかで
暖かく素晴らしい時間を過ごしました。
我が次女は
昨年4月からお世話になっていて
今回卒業してしまった二人のうちの一人
15歳の女の子が
はっきりとモノを言うので最初は怖かったのか
苦手だったようなのですが
秋以降はとても懐いていて
今回の卒業式も
実行委員に手を挙げて
準備を率先してやっていたのでした。
私も買い出しや会場の飾り付けなど
できることでお手伝い。
大抵、学校の「式」というと
式典的で保護者は参加しているというよりも
参列しているだけになりがちなのですが
ここだねの卒業式は
みんなで作り上げていく
みんなが笑顔で送り出すと言う趣旨のもと
いつものように手作り感満載の式のあとは
みんなでお昼ご飯を食べて
ゲームをして楽しみました♪
8年半ここだねで過ごしてきた卒業生
彼女は
学校へ行かないことを自ら自分の考えで選択し
たくさん悩んで葛藤しながらも
自分自身であるために選び続けてきた道を歩み続け
堂々と
卒業証書ならぬ
出発証書を受け取る姿に
私も感動し
自分の子どもではないのに
ここだねに関わる一員として
とても誇らしく思ったのでした。
出発証書を受け取った後のみんなへの挨拶で
と
堂々と今いるメンバーに伝えているのを見て
本当に感動したのでした。
学校へ行かないモデルケース
が
私の身近にはなく
学校へ行く必要はないと思っているけれど
学校へ行かないことの未来がまだ想像でしかない私に
素晴らしいモデルケースであることを示してくれた彼女
子育ては結果がわからないから
答えがわからないから
いつでもいわば実験しているような状態
失敗なのか成功なのか
そんな判断基準ではないからこそ
迷い悩むことも多いのが事実
その中で
学校へ行かないという
完全なる少数派で生きていくことを
選ぶ子どもと
その子どもの意思を尊重し支える親にとって
なんとなくの未来が見えると言うのは
一つの安心材料であることに間違いはないのです。
みんなと違っていい
といいつつも
違うことに不安や恐れがあるのも事実
その感情も認めつつ
それでも自分の子どもの選択を尊重し寄り添っていくとき
一人の人として肯定されているという
子どもの自己肯定にも繋がっていくと思います。
子どもは子どもなりに
自分が学校へ行かないこと
行けないこと
みんなと同じではないことへ
少なからず複雑な思いを抱えているのですから。
そして卒業式後のパーティーで
みんなから卒業生への質問コーナー!
で
「将来の夢はなんですか」
の問いに
彼女は
と言っていて
鳥肌が立ちました。
隣の人と前の人と同じように
前ならえの学校教育では
あなたはあなたでいいよ
やりたくないことはやらなくていいよ
なんて言われないわけです
隣の子と競い合って
その中で誰かと比べた評価をつけられる
〜ちゃんと比べて足が速い
〜くんより算数のテストの点数が良い
そうではないこのフリースクールでの学びは
その学びを9年間できるということは
素晴らしいことなのだと改めて感じました。
きっとこれからも迷ったり悩んだりするでしょう
それでも
私は私の足で
私らしく生きていく
と言う彼女になんの心配もないな、と
人としての成熟度、次元の高さに
刺激を受け
本当に豊かで素晴らしい人たちと場所に出会ったんだと
胸がいっぱいになりました。
大切なことは子どもでも大人でも同じで
人として
命ある存在として何を大切に生きていくのか
自分と向き合い
嘘偽りなく自分の本質で生きていく時
目の前に素晴らしい世界が広がるのだと思います。
不登校の解決策がフリースクールではないけれど
一人の人として
尊厳と自由を認められる
当たり前の世界を
自ら選んでいくということが
これから生きていく私たちには必要不可欠なのだな
と確信しています。
誰かのせいや何かのせいにして
誰かのマネや他の人を見て生きるのではなく
本質的な生き方が