頼る人がいない孤独な子育て
#私の「弧」育て
こんにちは!
葉山おしゃれセラピスト、井川ともみです🌈
週末から3日間振り続けた雨もやみ、今朝はようやく晴れの朝。
ワンコ散歩で久しぶりに海へ行き、朝陽に照らされた海の上に虹を見ました🌈朝から嬉しい!
さて9月から開講するセルフケア講座の名前がやっと決まりました!
ワンオペママのためのナチュラルセルフケア講座
子育て歴17年、自然療法を学び始めて15年
いま、一人で子育てを頑張っているママ
これからママになる妊娠中の方
妊活中の方にお届けしたい
セルフケアの基本。
まずはとりあえずこれだけは、という簡単に取り入れられる入門編からリリースします✨
あっという間に8月も中旬を過ぎ、
もうすぐ17歳になる長男の誕生日。
17年前まだお腹の中にいた長男は現在身長173センチ、高校2年生になりました。
幼稚園の時からずっと続けてきたサッカーを今年のゴールデンウイーク前に辞め、この夏休みは今までで一番家にいて一緒に過ごす時間となっています(笑)
母ががん闘病の末亡くなり、家族は実の妹と旦那さんだけになってしまった私。
叔母やいとこたち親戚はみんな遠くに住んでいて、実の父は母が亡くなる前に泥沼熟年離婚で疎遠になったまま全く会っていない状態で
生まれて始めて「自分の家族が欲しい」
と強く思いました。
旦那さんとは結婚してもうすぐ2年という頃だったけれど、私は特に子供がすごく好きなわけでもなく、そのころはただ旦那さんと二人だけの生活を楽しんでいて、週末には外食して休みの度に海外旅行に行って、という日々を満喫していました。
でも最愛の母が突然いなくなって、血がつながった家族が身近に妹しかいない、という状況になってはじめて
「家族」
というものについて考えたのです。
そうして私の元に来てくれた長男。
(長男の出産は大変に難産で壮絶だったのでまた書きたいと思います・・)
母がいなくなって寂しくて寂しくてたまらなかった私。
もっとあの時こうしていれば、もっとできることがあったのではないか、私のせいで母は癌になったのではないか
ずっとずっと寂しさと罪悪感でいっぱいだった私のところに生まれてきた長男。
後に私は
「長男は私を助けるために私のところに来てくれたのだ」
と確信しています。
赤ちゃんが生まれたのはいいけれど、身近に赤ちゃんがいなかった私は
赤ちゃんの知識=「たまひよクラブ」(笑)
今はもうないのかな?そのころ妊婦さんが読む雑誌「たまごクラブ」
赤ちゃんが生まれたら読む雑誌「ひよこクラブ」
私のバイブルでした(笑)
雑誌に赤ちゃんは24時間のうち22時間くらい寝ています。と書いてあれば、赤ちゃんってずっと寝てるんだな、ミルク飲んでおむつ替えればあとはベットに寝かせておけばいいんだな
なんて軽く考えていたら
長男は本当に寝ない子で、おっぱい飲んでうとうとしてもベットに寝かしたらギャーっと泣いて起きる、というのを永遠と繰り返して
おっぱいは擦り切れそうになるし、ずっと抱っこしていて腕は痛いし、私はちっとも休む時間がないしともうノイローゼになりそうで私が何度一緒に泣いたことか。
そこで初めて旦那のお母さんと話をしたら(旦那のお母さんとも母が闘病中にいろいろとあってあまり頼れない状態だった・・)
「赤ちゃんがみんなお人形みたいに手がかからなかったら誰も子育てで苦労しないわよ」って言われて
そりゃそうだよなぁ、って妙に納得したのを覚えています(笑)
というくらい私の赤ちゃんに対する知識、子育てに関する知識が皆無ななか、
いきなり頼る人がいない子育てが始まったというとところが本当に問題だったなと今ならわかります。
そうしてそのころは旦那さんがまだ平社員で(笑)職場も近かったので、「長男がずっと寝なくて泣いてばかりで無理ー!!!涙」と電話すれば18:00には家に帰ってきてくれてたから
一人きりの子育て、ではなかったというのがまだ救いではありました。
だから我が家は夫婦二人で子育てするのが当たり前。
おっぱい上げる以外は全部旦那さんもやってくれたから、子育てを「手伝う」というスタンスではなく「一緒に」子育てする、せざるを得ないという状況でした。
真夏の臨月妊婦も辛かったし、出産も壮絶だったし産後も体調が全然回復しなかったし、長男は寝ないし
大変すぎて3カ月くらい記憶が飛んじゃってるくらいで(笑)
大学の友達が出産祝いに会いに来たいって行っても、とても無理って断っていたし、まともに人に会えるような状態ではなかったです・・
美容院なんて行けてない髪の毛を振り乱して、
いつでもおっぱいがあげられるように一日中授乳用のパジャマみたいな服着て、その辺に替えたおむつは転がっているし、洗濯物はたためずに山盛りだし、
本当にいまインスタで見るような素敵な子育ておしゃれな子育てとは程遠いところにいました(笑)
今なら笑い話だけれど、そのころは本気でノイローゼになりそうで、なんで寝ないのか、おっぱいが足りているのか足りていないのか、わからなかったし
ようやく寝かしつけに成功した長男を起こさないように音楽も消して物音を立てないように家中しーんとして
自分のご飯は駆け込んで食べて、息を殺すように過ごしていた時間。
赤ちゃんがかわいいとか、子育てを楽しむとか
何それ?って感じ
たまひよに書いてあることと全然違うじゃん!!!って
それが、頼る人がいない子育て「弧育て」の現実。
あの頃の私が妊娠前に知っていたら、妊娠中に知っていたら、産後に知っていたら、
もっと子育ても楽だったかもしれない、ということを振り返りながら
子どもの事ばかりに目が行きがちだからこそ、まずは自分、ママなんだっていうところ、私がずっとたくさんの人に伝えたいと思っているところを
今、現実に弧育てしているママに伝えたい。
特にこのコロナの中で、母親学級や子育て広場などママたちの交流の場が減ってきているから、孤独を感じているママもさらに多いはず。
17年前にはなかったけれど、
オンラインで繋がることもいまならできるから、講座を通して私が一方的に教えるだけではなく、みんなの相談にものっていきたいと思っています。
おしゃれセラピストのセルフケアがワンオペママの救いになりますように。
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