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252日目 能登半島地震のボランティア派遣日記①
どうもこんにちわ!こんばんわ!
100日後に人生を変える
副業サラリーマンです。
10/22(月)に、
半年の間に大震災、そして集中豪雨の
2度の災害を
経験した能登半島にある珠洲市(すずし)へ
災害派遣ボランティアとして
参加させていただきました。
隣県に住んでいながら、
自分優先でなかなか参加できず
もやもやしていたのですが、
思い切って仕事を休みとして
参加しました。
僕が現地で感じたことや、
現地の今の状況など
2回に分けて皆さんに
シェアさせていただきます。
1.行程
今回の行程は次の通りでした。
4:45 集合
5:00 出発
9:00 珠洲市着、ボランティア作業開始
~ボランティア作業~
14:30 ボランティア作業完了
15:30 珠洲市出発
19:45頃 解散
朝の弱い僕にとって、朝5時出発は
かなりハードル高い、、
そう思っていましたが、
申し込んだらもう行くしかない、そう思い
前日は早めに寝て、備えることにしました。
2.出発~現地到着
県が現地までの無料バスを準備くださって
いたので、バスにさえ乗り込んでしまえば
後は寝ていても現地まで連れて行って
もらえるので、本当にありがたい!
現地までの道のりで、
徐々に道が悪くなってくることを徐々に
実感しました。
途中の道は、
北陸自動車道から分岐した
「のと里山海道」を通り、
輪島市までつながる「能登自動車道」
を通って途中下車して県道に入り、
そこから珠洲市に向かう、そんな
ルートです。
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石川の県都、金沢からも通常2時間ほどの
距離に位置している。
能登自動車道は、能登半島の
生命線ともいえる、重要な
道路で、いわゆる高規格な
自動車道です。
(高速道路とまでは
行かないものの、通常であれば
最高速度が80キロと、ほぼ高速道路並みの
スピードが出せるのです。)
ところが、能登自動車道に
入ったとたんに、何度もバスが
スピードを落としたり、
時には止まったりを繰り返すように
なります。
「工事車両も多いだろうし、
渋滞でもしているんだろうな。」
くらいに思っていたのですが、
地震の影響により道路が崩落してしまった
箇所がいくつもあり、仮設道路で
道路を迂回させたところや、
交互通行になっている箇所まで
あったのです。
つまり、
まだ高規格道路でさえ
復旧まで至っていない現実・・・。
これが復旧を妨げる原因なのかな、
と思ってしまいました。
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ガードレールが宙に浮いた状態になっている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159089388/picture_pc_e157c651472be46d8ebb59895e9ff625.jpg?width=1200)
このため、減速を強いられてしまう。
珠洲市というのは
地図でもわかる通り、
能登半島の中でも
かなり先端に近い位置にある
町で、もし地震などがなく
道路に問題がなくとも
金沢や富山などの大都市からは
かなり遠い場所にあります。
震災前でも、金沢からは1時間30分から
2時間程度の距離にあるのですが、
道路の崩落などの影響により早くても
3時間程度かかることになります。
途中休憩で
のと里山空港(道の駅も兼ねている)
に寄るのですが、こちらも
現地の復旧作業の業者の方の宿泊場?
と思われる建物が駐車場の一部に
設置されていました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159208303/picture_pc_ff98be114e5b1bdbe3f837b950733471.jpg?width=1200)
こちらでもまだまだ復興が
途中であることを思い知りました。
3.現地にて
現地では、ボランティアセンターの
スタッフ様によるオリエンテーションがあり
注意事項などのビデオを見せて
いただけました。
僕たちを担当されたスタッフの胸には、
新潟県妙高市
と記載されており、他県からの応援
スタッフさんでした。
遠いところからわざわざ・・
本当に頭が下がる思いです。
さて、
現地に着くまでは
どんな作業が割り振られるのか
わかりません。
ボランティアセンターさんが
現地の方の要望を聞き、
どこにどれだけの人が必要かを判断して
ボランティアさんを振り分けくださいます。
ということはつまり、
事前に行くことを伝えたほうが
よい、ということだと思いました。
もし、この記事を読んで
ボランティアに参加したいと
考えている方がいらっしゃいましたら、
県などの主催で行かれることを
オススメします。
当日、ふらっと現地へボランティアへ
行かれると、センターさんが
振り分けなどに頭を悩ませることになります。
もちろん、当日受付も
作ってくださっていましたので
どうしても、という方も
受け入れてくださいますが
そこはできれば計画的に
参加いただければと思いました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159208454/picture_pc_39a89af1c3fe9041e844afe1035acf83.jpg?width=1200)
また
驚いたのは、道具や車、薬や飲み物などが
ある程度そろっていたことでした。
シャベルやマスク、ヘルメット、
防塵ゴーグルなどは一通りあります。
また、作業が主にごみや土の搬出なので
トラック(2t、軽)もある程度用意されています。
ただ、特に薬や飲み物などの消耗品はできるだけ
持参いただいたほうが良いと思います。
数も限られ、
現地自治体での予算にて
準備くださっていると思います。
(もちろん、寄付いただいている分も
あると思いますが。)
現地に負担をかけないこと、
これが原則なのかなと
思いました。
ボランティアセンターから
作業現場までは、
ボランティアセンターにて
貸出いただいた車で移動することに
なります。
これは本当にありがたいことです。
もし歩いていくことになると、
道具をもって歩くので
とんでもなく大変な道のりになります
今回、僕は現地までの運転を
担当することになりました。
ここで、現地までの道のりが
舗装がはがれてしまっているなど
大変な状況になっているのでは
と思っていましたが、メインの通りは
だいぶ復旧が進んでいました。
ですが、一本脇道を
入ると、まだまだ舗装が途中だったりと
復興が進んでいない状況を感じました。
さて、今日はここまでとします。
明日は、いよいよ
現場作業についての状況、
そして、現地の人の思い、
今足りていないことなど、
能登半島の地震の核心部分について
お話していきたいと思います。
それでは、また明日。
楽しい1日をお過ごしください。
(前回の記事)
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