ヤマダマコト

Yamada Makoto。第13回新潟出版文化賞審査員特別賞(藤沢周賞)受賞。韓国で…

ヤマダマコト

Yamada Makoto。第13回新潟出版文化賞審査員特別賞(藤沢周賞)受賞。韓国で商業デビュー。新潟を舞台にした作品を多く発表。 https://www.amazon.co.jp/-/e/B00TD0PH60 メール niigatabungaku@yahoo.co.jp

最近の記事

「真女神転生5Vengeance」の感想。

メガテン5完全版こと「真女神転生5Vengeance」の新規ルート「復讐の女神篇」をようやくクリアしました。 結論から言うと、「元がめちゃくちゃ面白いからそりゃ面白いに決まってるけど、ストーリーは微妙にズレてない?」っていう感じでした。 いや、システム部分はすごく良かったんですよ。細かい部分が改良されてて、バランス的にも全体的に角が取れてマイルドになった。パラメータがめっちゃ上げやすくなって、ある程度ドーピング力押しができるようになった。「人修羅専用のスキルビルド」とかそこ

    • 更新忘れてた

      更新忘れてた。 まずは執筆について。 1本短めの長編を書き上げて寝かせています。公募用とか考えてたんだけど期待したクオリティに達していない気がするので、アイデアを思いつき次第チューニングというか全面改稿するつもり。 あとは某ローカル文学賞向けのエッセイを一本書き上げました。今は別部門の短編ホラーも一本。新潟ならではの作品に仕上げたいと思ってます。 そのあとはいくつかプランはありますがどうしようかな、という。新作はもちろん、KDPから小説サイトへ、とかもあるかもしれない。 P

      • ピクセルリマスターFF4〜6をクリアした話

        というわけでなんとなくピクセルリマスターのFF4〜6もクリアしましたとさ。さすがに1〜3と比べるとボリュームが多いっすね。正直、5終わった時点で飽きてやめようかと思ったんですけど、なんだかんだで久しぶりの6が面白かった。 色々と音楽のアレンジとか大胆で賛否があるようす。私も元がファミコンの3までに比べると違和感がないわけじゃない(オリジナルの音源に変更もできる)けれど、ただそんなにアレンジも悪いものではないのかな、と。ちょっと仰々しいというかあざとい気もするけど、今の世の中に

        • 選挙エンタメ小説「うちの親、出馬するらしい」今だけ無料

          いよいよ都知事選の投開票ということで、便乗する形で選挙エンタメ小説「うちの親、出馬するらしい」を月曜夕方まで無料キャンペーンしております。 なんか去年だか一昨年もやった気がしますけど、まあいいや。 個人的には色々悩みながら書いた作品ということで思い入れがあります。 選挙をエンタメ化する場合「当選落選」という明確な勝敗があるんですよ。スポーツと同じなんですが、一発勝負のみなんですよね。1期4年とか6年ですし、スポーツみたいに勝って負けてを繰り返すドラマは難しいんです。で、結果

        「真女神転生5Vengeance」の感想。

          新潟SFアンソロジー2024に寄稿しました

          というわけで、このほど発行された「新潟SFアンソロジー2024」に寄稿させていただきました。 拙作は「オオカミをスクラップ」という短編でございます。ニホンオオカミ生存の可能性に振り回される地域を、新聞や雑誌の記事形式で俯瞰的に描くという。アシモフとかの論文形式の古典SFを日本人に馴染みのある感じにアレンジした、割とありがちなやつ。オオカミ犬の胡散臭いネーミングとかディテールにはこだわったつもりですが、あとはいつも通りです。(むっちゃ楽な作品で大まかな形を脳内で作ったあとは2

          新潟SFアンソロジー2024に寄稿しました

          ピクセルリマスターFF1〜3の感想

          つーわけでピクセルリマスターのファイナルファンタジーを3までクリアしました。そりゃ世代的にドンピシャなわけですしね。最初に出たスマホPC版は評判があまりよくない中、3だけ買って遊んで、それから様々部分が改善されたswich版を1〜6までまとめ買いしたわけであります。 安くはない。安くはないんだけど、その昔、ファミコンやスーファミのソフトとして商店街のゲーム屋のガラスケースに収まってたパッケージを思い出せば、めっちゃお買い得。ていうかアイコンを旧パッケージ絵にしてくれても良かっ

          ピクセルリマスターFF1〜3の感想

          クマ注意で無料キャンペーンやってます

          連休なんでなんとなくやってみました。無料キャンペーン。 今回は「ヤルダバオートの聖域」でお願いします。5/6夕方まで。クマが大暴れするエンタメ小説です。 ちょうどクマが麓に出てくる時期ですしね。注意喚起ってわけじゃないですけど。 もう今更、この作品について紹介することもないんですけど、表紙がカッコいい。それに尽きるかなあ、と。 あ、でも今思うのは、書いた当時はドラマ的に人災にせざるを得なかったんだけど、今の自分ならそうはしなかったかもな。っていう。そういう意味では、当時の自

          クマ注意で無料キャンペーンやってます

          生存報告

          やっぱりアレね。ちゃんとワンテーマで書いた方が良いのかしらね。そういうのもやぶさかではないのですが、仕事でいつも書いるんでちょっと面倒なんすよね。 まあ、そんなこんなで近況報告。 小説についてはぼちぼち。ちゃんと進んでいます。今回はストーリーをシンプルの10万字めがけてやってます。だいたい当初予想より膨らむんでこれくらいがちょうど良いはず。ほら、巻き寿司を巻く時も多少ゆったりじゃないと、そのうち海苔がシャリの水分で縮んで裂けるじゃないですか。なんであえて余力を持たせた構成で

          新幹線で暇なので更新

          新幹線でやることないので更新。にしても平日の半端な時間はガラガラですね。春休みも終わったし。 新潟も花見シーズン真っ盛りですが東京はもう散ってるんだろうな。 とりあえず新作は書いてます。まだ導入で、やっぱり一人称の方が合ってるかな、とか迷いつつです。うん、一人称の方が良いかもしれない。この文章を書きつつそんな気がしてきました。精神年齢高めの女子大生が主人公なんですが、多分、ちょっと拗らせた文系女子っぽいテイストがすごく合うような気がする。ミステリなんですけど、少し純文学っぽ

          新幹線で暇なので更新

          最近読んだ本の感想

          というわけで最近読んだ本について色々。 「150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか」瀧澤美奈子 5年くらい前の本だっけ。気になって買えなかったんだけど某書店さんで確保したノンフィクション本。これは期待通りの面白さだった。私はさして「NATURE」好きじゃないんですけどね。 内容は表題の通りで、日本だと文明開花より前の時代の科学誌の中身を紹介するもの。雑誌であると同時に投書欄を使ったコミュニティでもあった同誌のやり取りがめちゃくちゃ楽しい。アマチュア研究家

          最近読んだ本の感想

          近況報告的なアレ

          色々読みつつ、色々書きつつ。 画像は今読んでる小説。 小説については、初夏頃に世に出そうな短編をひとつ書き上げました。アシモフとか古典SFでよく見る伝統的なスタイルに則って、それを社会派SFとして昇華しようという試み(大袈裟に言えば)というか。 いや、実態はそんなものじゃなくて、長編向けの題材もこのスタイルならかなりコンパクトにできるんじゃないか、というテストですね。あとは楽だから、という身も蓋もない理由。実際に楽でした。そんなこんなでお楽しみに。 その後は長編に着手して

          近況報告的なアレ

          無料キャンペーンの案内など

          先日アナウンスした無料キャンペーン、月曜夕方までやってます。 以上。 というか、昔はこのあと「スマホやタブレットでも読めます」とか言ってたけど、もうそういう時代ではないのだな、と思うと不思議な感じです。Kindleも定着してきましたよね。 それもそうか。あの頃は小学生だった長男がもう春から高校生だもんなあ、と。なんだか時代の流れを感じますね。 つーわけで告知だけってわけにもいかないんで、風呂に入る前に近況をちょいちょい。 執筆は、ちょっと短編を書いてます。来週には終わるは

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          天化シリーズ完結?「銀色天化」リリース

          ガチで更新忘れてました。 新作「銀色天化」リリースしました。 ひとまずこの辺でシリーズを〆させていただきたい、という思いでの「銀色」です。金色の対になるようなかたちで。 内容は商品ページにあるし、要するに「いつもの」なんで割愛。 強いてあげるなら、かなりハードな感じかもしれない。こういうコンテンツって、シリーズが続くとだんだん敵のスケールがインフレーションするわけじゃないですか。こう少年漫画的な感じで。そこは避けられないんですよね。主人公たちが成長する以上は必然というか。に

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          2月が終わる

          2月も終わろうとしてますが、特に変わらず。今年の新潟は雪も寒さも程よくヌルめ。しんどかったのは12月だけでしたね。 こちらはぼちぼち。確定申告も終わり、地震の混乱もひとまず収まり、って感じです。 小説についてはPOD専用「風にまつわる越佐幻想」が書店に並びつつ、って感じでしょうか。 あと電子の「銀色天化」もそろそろです。今度こそ、そろそろです。新潟酒の陣の頃には、きっと無料キャンペーンとか告知してるはず。作品の紹介は後ほどですが、なんだかんだで「いつもの」って感じなのかなあ

          短編集「風にまつわる越佐幻想」発売とKDP9年目

          というわけで、先日からお話していた紙オンリーの短編集「風にまつわる越佐幻想」がKindleストアよりリリースされました。 内容はこれまでお伝えした通りです。 ヤマシタナツミさんはじめ関わっていただいた方に感謝です。 セールス的には、Kindleストアより地域での対面販売がメインになるんだろうなあ、と。チャレンジだった「山彦」を経て、よりたくさんの人に手に取ってもらえたら嬉しいです。 全編かなり手を入れて、最近よく聞くリマスター以上にパワーアップしてるんじゃないかと思います。

          短編集「風にまつわる越佐幻想」発売とKDP9年目

          近況報告とか

          2月も半ばということで、いろいろしんどいです。カレンダー上での出勤日は少なくても仕事は減らないし出張も多いし。 で、近況なんですけど、ひとまず14日にPOD専用短編集「風にまつわる越佐幻想」が予定通りに発売されます。税込1890円。 内容は前回のnote見てもらえればだいたい分かるので割愛。既存作をこの本のためにチューニングしたスペシャルな短編集となります。今回はより多くの人に読んで欲しいです。「山彦」で挫折した人こそ是非!みたいな。そういう感じに仕上がってると思います。