経済産業省から「事業継続力強化計画」の認定企業である新潟エナジーが、BCPや事業継続力強化計画にまつわる話題をできる限り噛み砕いて説明していくためのマガジンです。
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#事業継続力強化計画
災害などの有事に向けた企業のリスクマネジメント
事業継続力強化計画(通称”ジギョケイ”)は、企業が災害等の有事に遭遇した際に事業への損害を最小限にとどめ、いち早く事業を復旧させることを目的に計画されるものです。
いわゆるリスクマネジメントの一種ですが、これをお読みのみなさんは、そもそもリスクマネジメントとは何かについて明確に回答できるでしょうか。一言にリスクマネジメントといっても、ただ闇雲に防災器具を購入したり無闇に計画を立てるだけでは意味が
BCP(事業継続計画)を策定し、ジギョケイ(事業継続力強化計画)認定後に利用できる金融支援等
不足の事態を想定し、それに対応するために対策を講じるBCP(事業継続計画。以下略)は、企業経営を行う上では不可欠なものであることを以前のnoteで触れました。
BCPの策定は事業の継続や早期復旧を目指すもので、会社や従業員を不測の事態から守ることにも利用しますが、計画を経済産業省から認定(事業継続力強化計画)を受けることで特例的な金融支援等を受けることができます。
実被害からの回復や未然に防ぐ
新潟エナジーが「事業継続力強化計画(ジギョケイ)」の認定事業者になりました
自然災害や感染症拡大の影響は、個人の生活だけでなく社会全体の経済活動にも大きな影響を及ぼします。
自然災害でいえば、1971年以降、中小企業庁がまとめている「日本の自然災害発生件数と被害額」を見てみると、(2018年までの数字ではありますが)この数十年で増加傾向であることが見て取れます。
2020年以降、日本だけでなく世界的に猛威を振るった新型コロナウィルスの感染拡大は、世界経済にも影響を与え