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炊き込みご飯、圧力鍋で作るの激ムズ

日常の感覚をつぶやく写真日記です。
小話として、よければお付き合い下さい。

もしや

圧力鍋で炊き込みご飯を拵えようとして失敗しました。

我が家の炊飯器は十年選手で、三合焚きが可能です。しかし、油揚げとタコと茸を入れると二合焚きがキャパになります。一方で、炊き込みご飯の具材たちは四合炊きでちょうど良く消費できます。

食材を使いきれないのは一人暮らしあるあるですので、買ってきた海山の幸は当日に使い切りたいところです。従って「二合炊きを二回行う」という手法で美味しくいただいておりました。

「時短‥ジタン‥」と取り憑かれている私です。前々から思っていたことを見つめ直す時が来た。「二回も炊飯すると、一〜二時間は拘束される‥」

これはいけない。ソウルジェムが曇ってしまう。ということで圧力鍋と炊飯器を同時に使ったら、鍋のクオリティが激低でした。

水分量が多いのに、米に芯が残っている食感。調味料だけ蒸発したんじゃねーか?という薄味。

圧力鍋なら頑張れば四合炊きができるかもしれないので、研究を重ねていくことを決意。

思えば「白米を圧力鍋で」という経験もありませんでした。

なぜ今まで手を出さなかったのかと問うた時、美味しさを求める意味での食欲が弱いんだなと理解しました。口に不都合があると困るのですが、困らなければ然して関心を示さない。無機質ですが、それが一人暮らしの自炊でした。

時間が絡んで、初めて圧力鍋での炊飯を思いつく。美味しく作ろう的なモチベで日々を生きていれば、真っ先に気づきそうなものですよね。

趣味が料理という方は、誰かに食べさせたり、見せる前提だろうと見積もる自分も発見しました。まことに邪です。でも‥本当に自分が食べるためだけに、趣味は料理と言う人がいるんだろうか?

‥など邪推してたら、母親が十歳の頃に書いてたとされる料理ノートを思い出しました。和洋中に精通しており、楽しそうでした。

私は時短の研究を楽しいとしていましたが、果たして料理と心から向き合っていると言えるのか‥

人に食べさせる際は趣向を変えますが、外食で「何食べたい?」という問いに答えづらい理由が、ココに眠っている気がします。

おわり



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仁井貴志(Takashi Nii)
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