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みはせんの朝の会(未来日記)


はじめに

 おはようございます。学期末懇談を終え、より一層子ども達を愛おしく思ったみはせんです。たくさんの愛情に包まれながら生活している子ども達。親と同じくらい(もっと多いかもしれない)時間を子ども達と過ごす「先生」という立場が与える影響は、いい面でも悪い面でも多くあると改めて責任を感じました。

 さて、本日は「みはせんの朝の会(未来日記)」というテーマでお話させていただきます。いわゆる、朝の会の先生の話の内容です。

 なんとなく過ごしている時間はワクワクしない。と一日の流れを考えていたところ、朝の会の先生の話はその場で思いついたことをなんとなく話していた気がします。(反省)内容と構成を事前に考えて話したら、子ども達に変化があるか、私自身に成長があるか実験しようと動いてみたいと思います。

【条件】
 ・5年生に話す内容
 ・子ども達を引きつける導入
 ・子ども達が自分ごととして考えることができる内容やたとえ
 ・子ども達が実生活に活かせるような内容
 ・5分!

 普段、自分が話すことを人に聞いてもらう機会がないので少しドキドキしますが、気がつかれたところがありましたらぜひ教えて下さい。先生だけでなく他の業種の方の目線からのご意見もいただきたいです。



 それでは、日直さんおねがいしまーす!

 

「次は、先生のお話です。お願いします」


 はい!7月17日金曜日です。おはようございます。

 みなさんは、この漢字が読めますか?

(黒板に「優」と板書)

 「優」という字は、「人」 と 「憂」 という字に分かれるよね。

 「憂」は「うれう」と読み、思い悩んだり心配するという意味なんだよ。

 ということは、優しいということは「人を思って悩んだり、心配する」ということだといえるよね。

 じゃあ、みんなの一番身近な「人」って誰だろう。

 実は、一番身近な人って「自分自身」なんだよ。

 だから、まずは自分のことを自分で優しくしてあげないといけないよ。

 あっ!今、「じゃあずっとゲームして自分を優しくしよーっと」って思った人がいるでしょ!?

 「優しさ」=「甘やかし」ではないことは覚えておこう。

 自分のことを思って、この行動は大丈夫かな?今、自分がよりよくなるために過ごせているかな?って「悩んだり、心配する」ことが優しさだからね。

 ちなみに、みんなの心の中にはきれいなバケツがあるのを知ってる?

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 この優しさバケツの中には、(ネーミング考え中)がどんどんとたまっていくんだよ。自分でためていく方法もあるし、周りの人の優しさでためていく方法もあるよ。

 でも、気をつけないといけないのはね、このバケツには底の方に小さな穴が空いているんだ。だから、ほうっておくと少しずつ減っていくんだよ。

 そして、この優しさバケツがいっぱいになってこぼれた瞬間に、周りの人にも優しくできるようになるんだよ。だから、まずは自分のことを優しく、大切にしないといけないね。

 自分を大切にするために何ができるかって?

 まずは、自分の名前を丁寧に書くとか本を読むとかかな。

 ちょっとずつみんなで優しさをふやしていこうね。

 それじゃあ、1時間目の準備をしましょう。

おわりに

 今回の内容は、「鴨頭嘉人さん」のマインドを使わせていただいて考えました。子ども達は30人それぞれ異なった環境でこれまで育ってきています。全員に思いが伝わることは難しいと思いますが、他者と関わりながら生きていく。信頼し合いながら生きていく子ども達に、少しでも意味のある話になればいいなと思って黒板の前に立っています。

 読んでいただいてありがとうございました。

 それでは、また。

 (5分で話すには長いかな〜)


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