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【今日の授業】にほんごクラブ+中級

【にほんごクラブ】部屋の間取りの説明


今日からギムナジウム(日本の中高一貫進学校のようなもの。5年生から13年生まで)のにほんごクラブの後期が開始!
前期は6年生以上誰でもよく、当初は25名ほどいただけど、マンガやアニメが好き、イコール語学が好きというわけじゃないことにみんな段々気付くんだよねw

通年でなく、わざと前期後期にしたのは、そういう間違えちゃった人が辞められるように。
ドイツの学校のクラブ活動は3~4段階くらいで評価されるので、早々に諦めた人はともかく、いやいや通う人も出てくるから。

語学は積み重ねていかないとどうにもならないけど、やる気のない人はそれができないから、どうしても活動自体に支障が出てくるし。

そんなわけで後期からはアドバンスコース!と銘打って、前期参加者またはひらがなが読める人限定にしてみました。
11名の参加で、やる気のある精鋭ばかりなので、どんどん進めていけるでしょう。

初回は、文法「あります・います」とこそあど言葉は「これ」と「この」しかしていなかったので、「ここ」。
キーワードの練習のあと、自分の部屋の間取り図を書いて、グループ内で部屋を紹介する活動。(ここにベッドがあります等)

その後、「どこに〇〇がありますか」の問いと回答の練習を経て、時間が余ってしまった(用意していたパワポスライドをわすれてしまったから!)ので、来週行おうと思っている「学校ツアー」の準備をしてもらうことに。

2グループに分かれ、校内を2分割。
部屋と同じく、「ここは〇〇です。ここに〇〇があります。ここで〇〇をします」のような文型で説明してもらうというもの。
新しい語彙もたくさんあるし、がんばってもらいたいものです!

【中級入口】お話作り


オンライン、小学校低学年の姉妹。
ちょっと文法の練習(だである体/ショートフォームという)が続いていて、つまらない感じになってきていたので、気分転換に今回はお話作り。

よく教材をダウンロードしているサイトで見つけた紙芝居風のイラストシリーズ。

一度前にあかずきんちゃんに取り組んだことがあって、今回は白雪姫をチョイス!

どんな文型が使えるかを確認し、11枚の絵をまず見せてから、1枚ずつ文章を考えていってもらう。
分からない言葉は「〇〇は日本語で何ですか」と問わせ、私が答えていくけど、文章全体は自分で考えないとならないルール。

大学の授業でも作文の宿題を出すと、翻訳アプリ使ったんですねとか、グーグルで言葉を聞きましたね、みたいな文がよく出てくる。
語彙のチョイスが不自然・・・
それを防ぐために、なるべく前後を聞いて言葉自体を教えるようにしてるけど、なかなか諸刃の剣というか、私のドイツ語力の試験みたいになるw

昨日分からなかったのは、auftauchen(出現する、現れる)とvermehren(増加させる)。

1つ目は白雪姫と猟師が森にいるシーンで、「猟師が現れた」と。
tauchen自体は「潜る」で、aufが上っぽい感じだから、潜っていたものばざーって出てくるようなイメージでいいんだと思うけど、森だし、猟師だし、よく分かりませんでした。
小学校低学年に語彙負けてるしw

でも、「来ました」という言葉は知ってるんだから、そこは知っている語彙で何とかできるようになると、話はスムーズになるんだけどね。
まだ、幼いのか、そういう応用は得意ではありません。
ニュアンスが近いものでいいからどんどん話すというのが大切。
まあ、日本語でなら「やってきました」くらいの訳でよかったのかもです。

2つ目も、mehrは「もっと」「より」という意味。
でも、これが出てきたのが、最後のシーンで「王子様と白雪姫は・・・」の動詞を考えていたときだったので、結婚する?じゃないの???と思いました。
その場は二人も「結婚する」で納得したので、あとから調べたら増加する、させる。
そこから「増殖する」「繁殖する」!
王子様とお姫様は繁殖しましたってすごい語感w

二人は「結婚する」もだけど「王子さまがキスをしました」のところも、恥ずかしいから言えないと言っていたので、あえて別の言葉を選んでいたんだけど、いやいや繁殖の方が結婚より恥ずかしい感じがしますよ?!

最後まで作った文をもう一度音読してもらう。
私の手書きでメモしていっているので、授業後に打ち直し、それを読むのが宿題です。
お姉ちゃんの方はとても楽しんでいたけど、妹ちゃんはテンポがお姉ちゃんより遅くて、越されてしまうので、ちょっと発言が少なかったのが気がかりでした。



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