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あっという間に節分、立春と時が過ぎていきます。
私たち文具業界では1、2月と全国で問屋さんの見本市が開催され、折り返しを越え残り数か所となりました。
その場で注文を取れるように、新製品を目玉にしながら小間に立ち寄っていただき短時間に説明をしていきます。
しかしその目的も売上をあげることだけではなく、お客様のみならず出展メーカーとのコミュニケーションからいろいろな情報を仕入れることも大事な目的ですし、さらにはそこから一緒にコラボレーションできる商品企画やイベント協力などへの商談の場にもなります。
1社で未来を創っていくときではありませんので、仲間を増やす、仲間とともに、をキーワードに、後半も素晴らしい時間にしていきたいと思います。

仲間と言えば、社員はもちろんですが、応援してくれる方も同様です。
理化学では、インストラクターさんやチョーク・キットパスをご縁につながるアーティストさん、見学に来てくださるみなさん、文具業界はじめすべての関連するみなさんが私たちの仲間です。
仲間を募集しておりますので、いつでもお声がけください!

今年は、営業職、開発職の募集を計画しています。
採用募集サイトを介して進めていくのが常ですが、やはり仲間になりたいと思ってもらえる方とのご縁がつながると嬉しく思います。

ただの偶然ですが、昨年入社してくれた2人はどちらも見学に来てくれて、見学終了したその場で「少し時間ありませんか?」と声をかけられ、20分くらいならと空いていた時間だけ対応したことがご縁だったのです。
ご縁の不思議を感じざるを得ませんが、募集をしていたわけではなかった中で、お話しを聞いてその人柄などから新たな形(組織)を想像したことで生まれた結果でした。

1人は大学4年生で、就職希望してもらったものの、新卒の採用は一度もしていなかったこととアルバイトなど働いた経験がないと聞く中でどのポジションでも募集を考えていなかったのでお断りをしました。
それでも何か気になることもあり、しばらくしていろいろな企業さんへ就職活動しながらでも働く経験がしてみたければうちでアルバイトをやらないかと打診してみました。
数か月ともに働き、最初に出会った際に一所懸命に話す姿から持った印象のまま、その真面目さや真摯に向き合う姿にこちらが惹かれ、結果採用を決め、卒業と同時に入社してもらいました。
こんなご縁もあるのだなと思いながらも、こういうこともあると思ってご縁につなげることも今後は意識して発信もしたいと思っています。

社員はもちろん、社外の仲間も、みなさんがいてくれるからこそできる未来です。
ご縁の不思議さはいつも思うことですが、そのご縁を活かせるのはお互いによくしていこうという気を持つことなのだと思います。
誰かが与えてくれるわけではない自らの人生を、よりよくしていこうと思い行動していくことがまわりを応援団に巻き込んで結果となっていく。
1人でも多くの仲間とともに、未来をつくっていくために、選ばれる企業へ、人へ磨いていきたいと思います。

大寒波も隣り合わせの季節です。
どうかご自愛いただき、待ち遠しい春の手前の時間を、元気に素敵にお過ごしください。

(トップの写真は、2/3に川崎工場で豆まきをしたときのもの。社員とともに大きな声で福は内!と工場内をまわってしっかりと福を呼び込むことができました。)


大山隆久

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【お知らせ】
川崎工場の日常を切り取ったテレビ放送が決定しました。
2/10(月)20:00-20:30 
Eテレ ハートネットTV
「チョークを、つくる ー障害のある人と歩む町工場の日々ー」

是非ご覧ください。


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