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【社員インタビュー#23】経営企画部 |坂井さん

初めまして!経営企画部の坂井です🍎
今回は私の入社のキッカケや今の仕事についてお話したいと思っています。よろしくお願いいたします。

自己紹介

これまでの経歴について

東京大学(工学部都市工学科)を卒業後、星野リゾートに就職しました。旅館スタッフを1年経験した後に、新規施設の土地探しや物件・オーナー探しと交渉、日本政策投資銀行やリサ・パートナーズとの共同運営ファンドのファンド本体やファンド所有物件の管理・PM(プロジェクトマネジメント)・銀行折衝等に4年ほど従事し、日本農業へ入社しました。

趣味

中学生時代から「歩く」ことが好きで、休みの日は友人といっしょに1日40kmを歩きます。長距離だと、東海道(東京~名古屋~京都:約500km)や中山道(東京~長野諏訪~京都:約500km)なども踏破しました。

今でも四半期に1回は歩くようにしています。街並みを見て歩いたりするのがとても好きなので、昔ながらの建てものや年季が入った風景などがふいに現れるととてもテンションが上がります。

ニチノウを知ったキッカケ

妻が青森出身だった一方で自身の(直前の)職場が東京でした。子供も産まれライフステージが変わる中で、都市圏以外での子育てを本気で考えるようになり、育児休業中に青森県で働ける仕事を探すために転職活動を始めました。そんな中、ニチノウからスカウトが届いたことがきっかけです。農業は地方活性化のキーになるだろうと思っていたものの、法人としてのビジネスになるようなイメージがなかったのですが、ニチノウのビジネスモデルや目指すべき姿を聞いたときに、「ここはなんか違うぞ」という印象を持った覚えがあります。

入社の決め手

各地域の地場の産業で地域に還元できることです。自身の仕事選びの軸として「都市圏ではなく地方へお金が落とせて産業が潤っていく」仕事をやっていきたいと思っていました。ニチノウの考え方や業態がハマるなと思い、入社を決めました。あとは妻の地元である青森県へ住めることも大きなポイントです。今の世の中にはフルリモートの仕事はたくさんありますが、世の中へのインパクトを残していくためにはリアルで肌感持ってビジネスを行うことは必ず必要になるので、その点でもリアルにできるのはポイントが高かったです。

入社してみてのギャップ

意思決定のスピードや新たに物事を進めて行くときの準備や交渉のスピードが目まぐるしく、その中でもやったことのない・経験したことのない業務分野も任せてくれるところです。かつては銀行交渉やSPCのスキーム構築、不動産の契約締結のところが業務の主ではありましたが、そこから幅を広げて財務的な仕事や会計チームとのPL/BSに関する業務を初めて経験しました。入社する前の自分からは想像できない業務範囲までカバーする必要があるので、いつもヒリヒリするのですが(笑)、だからこそ楽しいです。また、交渉事でも皆さんぐいぐい行くところ(自身の主張をきちんとする)も体育会系っぽさを感じることが多々あります(笑)。

ニチノウの良いところ

スタートアップらしからぬ人柄の良さ(優しい!)と、ぐいぐいビジネスが手の上で進んでいる感じがとても良く、やりがいと達成感を感じることができます。臨機応変にやりかたを変えながら、個々のスキルに合わせて動けるところも良さだと感じています。実際に、自分が当初配属された部署から2か月後に今の部署に移ったりと、個人のスキルを鑑み、臨機応変に対応していただけていると感じています。

入社してから今まで取り組んできた仕事内容

日本農業の弘前支店に配属された最初の2ヶ月はりんご流通事業部の事業開発として、銀行折衝(りんごの仕入れ資金の調達業務)や、管理会計として週次で速報的に売上と果実原価(変動費用のうちおよそ6~7割を占める費用コントロールの要)を計算して確定PLができる前にフィードバックを回すシステム構築を行いました。その後はコーポレート部門に移り、上記業務を行いながら、取締役会の準備(月次の管理会計の作成や資料作成)や法人子会社管理などの経営企画業務や、資金繰り表作成やキャッシュアウト管理を行う財務業務、補助金申請や残業管理やオフィス整理などの総務的な業務など、多岐にわたる業務をやっていて、飽きる暇がないです。仕事が次々と降り掛かってくる一方、締切は待ってくれないのでその差分を埋めるのが大変でした。特に子育てとの両立はまだ悩みながらやっているところですが、子供や妻が体調が悪い時に家事をやりながら仕事もやらなければならない…など。夜遅くまで仕事をすることも時々あったことが辛かったですね。とはいえ、そのようなときが一番達成感があるのがなんとも悔しいところです…(苦笑)。今ではなんとか両立しながら業務をこなしています。

今後ニチノウで実現したい・目指したいこと

世の中には不動産を企業株式のように取引できるREIT(不動産投資信託)という仕組みがあり、不動産を金融商品とすることで個人投資家等様々な方から資金を調達することができます。ニチノウの規模が大きくなっていったあかつきには、持っている農地や農地用資材などを投資商品化し、世の中のみんなが農業に対し投資ができるような環境を整え、農業へキャッシュインが生まれ、地方へ資金が流入できるような仕組みを作りたいと思っています。アメリカでは森林REITというものはありますが、農業はまだ収益性の観点からまだ規模は大きくなく、日本においては農地法の絡みもあり、未だにできていないです。ニチノウで農業の収益性を高めていった後にこのような世界を実現したいという野望があり、それに向けて会社の成長を支えていけるように日々精進しています。

未来のニチノウメンバーへメッセージ

一次産業はどうしても(他の華々しい仕事に比べ)マイナスイメージを持たれていて、仕事を選ぶうえでも敬遠している方が多いと思います。そのような中で日本農業という会社は世の中を、そして農業界を本気で変えようと思っており、これらの取り組みで、農業をもっと魅力的な産業にできると信じています!
ぜひ、この文章を読んでいる方も、日本の農産業に直接インパクトを与える「仲間」になりませんか?
多種多様な仕事があって、きっと今のあなたにも合う仕事はあるはずです。お待ちしております!


ここまでお読みいただきありがとうございました!!

ニチノウは坂井さんのように「地方へ資金が流入できるような仕組みを作りたい」と社会課題に立ち向かうメンバーが多数在籍しています!
このような思いを持っている方や少しでも共感する方はぜひ、一度話を聞きに来ませんか?カジュアル面談も積極的に行っています💪ぜひ、ご応募ください🙌

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