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星野源『Week End(Live at Osaka Jo Hall 2016)』でダンスしよう

ヘッドホンを買った。

学生の頃は、野口が2枚でお釣りがくるものを使っていた。

大人になったから、諭吉1枚でお釣りがくるものを買おうと考えていた。

少し前に、形だけで選んだ安いイヤホンは、私の雑な使い方のためにすぐ断線してしまった。

そのうち勝手に音量を上げたり、次の曲に進んだり、Googleアシスタントが「なにか御用ですか」と聞いてくるようになった。

売り場で全面に出ているのはワイヤレス

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再会のオドループ

私にとってYouTubeは、今や音楽を聴くツールとなっている。

気に入った音楽(動画)を投げ込む再生リストがあって、大抵はそれの中から選んで聴いているのだが、たまに新しい出逢いを探しに行く。

このあいだは、久々に フレデリック『オドループ』に出逢った。

学生時代、部室ではYouTubeのプレイリストをかけることがほぼ定番となっていた。

そこで、よくかかっていたのがこのMV。

ループから連

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君という花

KANA-BOONの『Jack in tour 2023』。

略してジャッキン。

対バン形式で各地を回るツアー。

ツアー最終日の対バン相手は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの予定だった。

しかし、事情によりKANA-BOONのみのライブとなった。

そこで、KANA-BOONは大先輩アジカンの『君という花』をカバーしたという。

その一部が、後日、公式X(Twitter)

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サカナクション『プラトー』

サカナクションの音楽は、しばしば夜と親和性が高いと感じる。

一人の部屋で徹夜しているとき、夜の人気がない道を歩くとき、行き場のない孤独感を抱えて横たわっているとき。

どれも視覚的には真っ暗なのだけれど、音楽を聴くと、不思議と再び歩き出せそうな気持ちが湧いてくる。

視界がさあっとひらけて、他の誰にも視認できない、自分だけの光がさす。

それは自分にしか見えないものだから、その“光景”にいたく感

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