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スマホのバックアップ
記事は約5分半で読めます。全3057文字。
投稿が遅れて申し訳ありません、Nightingaleです。先日スマホが充電できなくなりまして、それにまつわる諸々でリアルが忙しくなったというのが更新できなかった理由です。
さて、土曜日ももうすぐ終わってしまいますので(執筆時点18時半)、今週の記事は手軽にスマホの話でもいたしましょうか。テーマはタイトル通り、バックアップについてです。持っていて良かったなと感じたものについても書いておきますので、ぜひ参考にしてください。
バックアップの方法
スマートフォンの内部ストレージをバックアップするにはいくつか方法があります。今回は筆者独自の視点から、利便性や費用対効果について話してみたいと思います。
ここで一つ断りを入れさせていただきますが、僕はAndroidユーザでApple製品(特にiPhoneやMac)をマトモに触ったことがありませんから、ここからの話はAndroidの話になると考えていただけると助かります。
① Google Drive
OSがAndroid 7以降のユーザならバックアップはGoogleを使ってらっしゃる方が多いでしょうね。特にPhotosは強力で、パッと見ではフォトビューアに見せかけて実は同時にバックアップも行ってくれているという縁の下の力持ち的存在ではあります。
ただ、大企業Googleといえども全てのデータをバックアップしてくれる訳ではありません。大前提として、Photosがバックアップしてくれるのは写真と動画のファイルのみ。
そしてこれは重要なことなのですが、Googleのアカウント1つにつき15GBまでしか無料では使うことができません。さらに言えばこの15GB制限、Photosだけで15GBというわけではなく、DriveやGmail、Contactsなどのデータを全てひっくるめて15GBなのです。スマホのストレージが64GBだったり128GBだったりする現代人には到底足りませんね。僕も1年くらいで15GB使い切りました。
救済措置としては、Google Oneというサービスへの課金が挙げられます。レートは以下の通り。
basic: 100GB 2,500円/年
standard: 200GB 3,800円/年
premium: 2TB 13,000円/年
2021/12/11 閲覧
うーん、はっきり言ってゴミですね。何の特殊な事情もなくバックアップのためだけにGoogle Oneに課金するのはバカと言っていいと思います。
といった感じで、ファイルの保存に関して言えばDriveは好ましくないのですが、アプリのバックアップに関しては非常に優秀です。代替サービスがないと言ってもいい。使い方は「設定」アプリから System > Backup > Back up to Google Drive と進むだけ。非常に簡単です。サイズも1つのアプリにつき上限25MBということで容量を圧迫することもないでしょう。
② パソコンと接続
パソコンを持っている場合は、そちらにバックアップを取ることができます。一番メジャーなのはUSBで接続する方法でしょうか。自力で実行できてお金もかからない、素晴らしい方法です。
パソコンと直接には接続できないという場合も、FTPなど様々なやり方でバックアップを取ることができます。どうやらWindows 10からはスマホのバックアップがOS標準搭載になったようで、有線でなくてもいろいろなことができるようになったのだなぁと感じます。うちのPCくんは未だにWindows 8.1なので利用できませんけどね。
無償移行期間にWindows 10にアップグレードしておけばよかったのにということをよく言われますが、うちのPCくんが積んでるCPUってIntel CeleronのN2815なんですよ。下にPassmarkのベンチマークスコア貼っておきますけれども、4~5年前に発売されたエントリーモデルのやつと比べても8倍くらいの性能差があるってどうなっているんですかね本当に。
Intel Celeron N2815 @ 1.86GHz: 480
Intel Core i3-8145U @ 2.10GHz: 3,831
Intel Core i7-11700K @ 3.60GHz: 25,131
2021/12/11 閲覧
③ SDカード
Android 6.0以前はこれがなければという感のあったSDカード。今でも現役ではありますが、バックアップという点では従来ほどメジャーではない気がします。出し入れするときは必ずスマホの電源を切らなくてはいけないところが最大の難点。とはいえ、SDカードは一応備蓄しておくべきです。
それはなぜか? 理由は、壊れた後のバックアップに利用できる可能性が高いからです。そこらへんのスマホ修理工房のサイトを見てもらうと分かりますが、人がスマホを修理しに行く理由は結構限定的です。逆に言えば、スマホは壊れやすい場所が大体決まっているということ。壊れやすいのは画面液晶、スリープ/音量ボタン、USBコネクタ、バッテリー、カメラ/スピーカーあたりですかね。
この中で、USBコネクタが逝った場合を想定してみてください。②に挙げたUSBを通してバックアップするというのができないのが分かりますか? 僕の身に起きたのもこれでした。USBコネクタが壊れた場合、有線接続ができなくなるばかりか充電もできなくなります。
つまり、バッテリーが上がるのと自分の作業が終わるのと、どちらが早いかのチキンレース。下りすら秒速5Mbpsも出ないWi-fiで悠長にFTP転送したりバックアップを取ったりする時間はないのです。そんな時に役立つのがSDカード。SDの転送スピードってマシン性能とカード性能くらいにしか依存しませんからね。
さて、気になるお値段の話をしておきましょう。SDカードで選ぶとしたら高価だけれども安心なSanDiskか廉価で使いやすいSamsungのどちらかになると思います。SanDiskは高価とはいえ、秋葉原やら日本橋やら大須やらに行けば64GBのmicroSDXCが1,000円くらいで売っていますから、普通におとなしくSanDiskを買っておいていいと思いますよ。
実際、僕も32GBのmicroSDHCカードをたまたま持っていて本当に良かったと感じています。
さいごに
ここまでいろいろ書いてきましたが、結論をまとめておこうと思います。
① アプリのバックアップは設定からシステム標準搭載のもので取る。
② Google Photosは容量に気をつけて使う。
③ ストレージのバックアップは、平時はWindows10より以降に標準搭載のアプリで取る。
④ Windows 8.1以前を利用している場合はUSB接続して取る。
⑤ 非常時に備えて空のmicroSDXCカードを1枚は持っておくこと。
こんな感じですかね。SanDiskのカードには複数のシリーズがあるので、気が向いたらまとめてみるかもしれません。
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