24年10月に読んだ本の一言感想メモ
◆24年9月はコチラ
・『努力の数値化』青笹寛史★★★☆☆
医師免許を取りながら起業家の道を歩んだ異色の経歴の著者。ガムシャラに努力するのではなく、走り出す前に目標に向けた「正しい方向性」を定める重要性を説いている。
・『すぐやる!』菅原洋平★★★☆☆
「本来やるべきことを後回しにして他の事をする"罪悪感"」は脳に快楽物質を生み出し、中毒のように繰り返す習性があるらしい。心当たりがありすぎて身につまされますな…。
・『何歳からでも結果が出る本当の勉強法』望月俊孝★★★★☆
「完璧主義よりも"完成"主義をめざせ」「素早く、たくさん間違えなさい」「勉強時間の長さよりも"開始時刻"が大切」など目からウロコの勉強法が満載。どれもエビデンスに基づいていて説得力がある。
・『私、息してる?』てんちむ★★☆☆☆
凝った本のレイアウトで「ぜってー爪痕を残したる」という気迫が伝わってくる。親しい人にコラムを寄稿してもらうのはたまにあるけど、歴代の元彼たちに頼むのは斬新すぎて笑ったw
・『東大思考』西岡壱誠★★★★☆
東大生が共通して持っている思考フレームワークとは?人間年を取るごとに興味や探求心が失われがちだが、幼児のように永遠の「なぜなぜ期」でいることが大切なんやなぁと。
・『推される技術』bamboo★★★☆☆
ギャルゲー「MUSICUS!」の製作費1億円(当時最高額)をクラウドファンディングで調達した社長さんの裏話。CAMPFIREの顧問になられてたのは初耳でびっくりした~。
・『FULL POWER』ベンジャミン・ハーディ★★★☆☆
「あなたができないのは意志力が弱いからじゃない。現代の誘惑だらけの外部環境のせいなんじゃ」とまず冒頭で慰めてくれる。だから裏をかいて自分に都合の良い環境に身を置けばおのずと目標達成できるよって話。
・『ルポ西成』國友公司★★★★☆
日本で最も治安の悪い地域の一つ・大阪あいりん地区の2カ月半潜入ルポ。単なる聞き込みではなく実際に現場で働くので臨場感があり、また筆者自身が20代前半でモラトリアムの只中にいるため文学的な情趣もある。
・『Z世代のネオホームレス』青柳貴哉★★★☆☆
トー横キッズへの取材を生業にするYouTuber&作家。ひと昔前までホームレスといえば金銭苦のご老人ばかりだったが、今は支援の手を拒んで自発的にヒッピーのような生き方をする若い子どもたちが増えたようだ。