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    私が10数年間書きためた将棋研究ノートの中からとっておきのマル秘作戦を公開します。

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    Livedoorブログ将棋カテゴリで6年連続1位を独占した管理人による未だかつてない「"将棋"ブログ講座」。

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24年10月に読んだ本の一言感想メモ

◆24年9月はコチラ ・『努力の数値化』青笹寛史★★★☆☆ 医師免許を取りながら起業家の道を歩んだ異色の経歴の著者。ガムシャラに努力するのではなく、走り出す前に目標に向けた「正しい方向性」を定める重要性を説いている。 ・『すぐやる!』菅原洋平★★★☆☆ 「本来やるべきことを後回しにして他の事をする"罪悪感"」は脳に快楽物質を生み出し、中毒のように繰り返す習性があるらしい。心当たりがありすぎて身につまされますな…。 ・『何歳からでも結果が出る本当の勉強法』望月俊孝★★

    • 24年9月に読んだ本の一言感想メモ

      ◆24年8月はコチラ ・『お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解』タザキ★★★☆☆ 王道のインデックス投資を基本的に推奨しつつも、勉強も兼ねて個別銘柄などのアクティブにちょっとだけ手を出す「コア・サテライト戦略」をすすめている。巻末のリスト本、半分以上読んでたぜ(ドヤ顔 ・『ETFはこの7本を買いなさい』朝倉智也★★★☆☆ 新NISAの投資枠を「インデックス・ファンド」と「ETF」どっちに注ぎ込もうか迷ってたので非常に参考になった。てか細かいことウジウジ悩ん

      • 24年8月に読んだ本の一言感想メモ

        ◆24年7月はコチラ ・『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル★★★★☆ 人間は新しい技術や話題に目を奪われがちだが、昔からある地味な銘柄のほうが長期の運用成績が高いという逆説のロジックを筆者は「成長の罠」と呼ぶ。バフェット翁の正しさがデータによって証明されたという点で非常に意義深い本だろう。 ・『暇と退屈の倫理学』國分功一郎★★★★☆ いま東大&京大で最も読まれている哲学書らしい。本書の定義にならうと、ひきこもりオタクの僕は暇だけど退屈ではないってことかな。浪費を賛

        • 24年7月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年6月はコチラ ・『あした死ぬかもよ?』ひすいこたろう★★★☆☆ よりよく生きるためには「メメント・モリ(死を忘れるな)」という逆説的なお話。しかし、あまり死を突き詰めすぎても陽明学者みたいな太く短い人生になりがちなので何事もバランスが大事かなーと思うオイラです。 ・『202X 金融資産消滅』近藤駿介★★☆☆☆ 世界最大のファンド・GRIFがもうじき年金確保のための特大売りを開始するから「日本株は危険」と警鐘を鳴らす本。でも最近は外資もけっこう入って来てるし円安

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        記事

          24年6月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年5月はコチラ ・『かすり傷も痛かった』箕輪厚介★★☆☆☆ 幻冬舎の名物編集者がスキャンダルで干される前のイケイケ時代に書いた『死ぬこと以外はかすり傷』を赤ペンでダメ出し。試みとしては非常に面白いんだけど、いかんせん読みにくい(苦笑)。 ・『金を使うならカラダに使え。』堀江貴文★★☆☆☆ ワクチンなどの予防医療を推進するホリエモンが各分野の名医を集めて最先端の治療&健康法をひとくさり。まだ実用段階ではない技術がほとんどで記憶の片隅に留めておきましょうか。 ・『

          24年6月に読んだ本の一言感想メモ

          24年5月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年4月はコチラ ・『逆張り思考』成田修造★★☆☆☆ 啓発書かビジネス書かなと思って手にしたんだけど、ほぼほぼ自伝でした。著者は四角丸メガネの成田悠輔の弟者。父は会社経営に行き詰まり蒸発、母も早くに病気で亡くし、苦労の多い生い立ちだったようだ。 ・『縄文文明』小名木善行★★★☆☆ 本当はすごかった縄文時代!後半は著者のいきすぎた妄想や陶酔を感じたけど、過小評価されすぎなのは紛れもない事実なので啓蒙の書になるだろう。 ・『JUST KEEP BUYING』ニック・

          24年5月に読んだ本の一言感想メモ

          24年4月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年3月はコチラ ・『夢破れ、夢破れ、夢叶う』小山怜央★★☆☆☆ 奨励会を経ずにプロ棋士になった異色の経歴の持ち主。実を言うと低段時代の若きレオ氏と倶楽部24で10局以上指したことがあるけど、当時から終盤の巻き返しがすごくてあっという間に抜かされてしまった(^^; ・『最後にして最初のアイドル』草野原々★★☆☆☆ 僕はSF小説が苦手で一度も最後まで読めたことないのだが、本書はオタクとの親和性が高い内容で、かつ文章も短かったので何とか完読でけた! ・『ライトノベル

          24年4月に読んだ本の一言感想メモ

          24年3月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年2月はコチラ ・『藤井聡太ライバル列伝』大川慎太郎★★☆☆☆ 現状の将棋界は「藤井一強」でライバルは当分現れないんじゃないかなぁ。顔と名前が一致してなかった20代の若手棋士を覚えられたのは収穫。 ・『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈★★★☆☆ 滋賀県在住のやたらスケールのでかい女の子の話。中盤から物語の視点が変わってしまいますが、できれば成瀬さんと島崎さんの面白い掛け合いをもっと見たかったなー。 ・『シャーロック・ホームズの凱旋』森見登美彦★★☆☆☆ いつ

          24年3月に読んだ本の一言感想メモ

          24年2月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆24年1月はコチラ ・『メタバース革命』動く城のフィオ★★★☆☆ 世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット(Vket)」創設者でHIKKY社のCVOでもある著者。何年も前から僕は興味津々なんですけど、今年こそいい加減ヘッドセット買ってVRデビューしたいなー。 ・『最後はなぜかうまくいくイタリア人』宮嶋勲★★★★☆ 勤勉な日本人と、ルーズなイタリア人。まるっきり対照的な国民性だが、一見めちゃくちゃなようで彼らなりにいちおう筋が通っているし、なんなら今の閉塞感のある

          24年2月に読んだ本の一言感想メモ

          VS 藤井奈々女流初段(2戦目)

          藤井奈々先生にリベンジ申し込み。 1戦目と同じく、石田流VS4手目△4二玉からの~~、、、 △4五角打たせ乱戦になりました。 この形は昨日ソフトで何時間も研究したから今度は負けへんで!! 以下、19手目▲3六歩まで全く同じ進行に。 図では△2六馬や△5四歩がよくある応手ですが、藤井奈女流は△5二飛と早いタイミングで飛車を転換されました。 前局では▲7四歩から8二飛のコビンをいじめられる展開になったので、後手はそれを警戒されたのだと思います(図で▲7四歩は△8二銀で無

          VS 藤井奈々女流初段(2戦目)

          VS 塚田恵梨花女流二段(2戦目)

          塚田先生にリベンジ戦を申し込み。 1戦目は三間飛車でしたので、2戦目は気分を変えて中飛車に振りました。 対する塚田女流は△4四歩~△4三金と持久戦調の駒組みに。 このあと後手が一直線穴熊をめざせば、僕は左銀を棒銀感覚で繰り出して速攻を狙う予定でした(参考図)。 上図は里見女流が愛用する指し方で実戦的に中飛車が勝ちやすい形です。 実戦は△7三銀と早めに出て、先述の左銀速攻を警戒してこられました。 それでも▲5六銀~▲6五銀と中段に繰り出すのは△6四歩で銀を追い返されます

          VS 塚田恵梨花女流二段(2戦目)

          24年1月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆23年12月はコチラ ・『棋承転結』松本博文★★★☆☆ 将棋棋士24人にインタビュー。王将戦罰ゲームの起源や女流棋士会LPSA運営の苦労など新たな知見が多かったです。あと天彦先生がアニメ「リコリス」を3Pにわたって熱く語られていたのが印象的でしたw ・『誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論』上念司★★☆☆☆ これからの時代は投資家か経営者しか勝たんと。『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』と内容がほとんど被ってて、あんまり目新しさはなかったか

          24年1月に読んだ本の一言感想メモ

          23年12月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆23年11月はコチラ ・『ケルベロスの肖像』海堂尊★★☆☆☆ 「バチスタ」シリーズ10年ぶりくらいに読んだ。窓際族だった田口センセも出世したんだなぁ、しみじみ。 ・『死なばもろとも』ガーシー★★★☆☆ こないだタイーホされた暴露系YouTuberの自伝。アテンダー(芸能人の身の回りの世話)という職業は初めて知った。決して褒められた生き様ではないが、読み物としてはなかなか面白かった。 ・『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平★★★★☆ 大事なこと(価

          23年12月に読んだ本の一言感想メモ

          VS 藤井奈々女流初段

          ウォーズ指導対局の4人目は、藤井奈々女流初段。 同先生は中飛車+居玉で居飛穴を破る「藤井(奈々)システム」の考案者。 他にも創作詰将棋、イラスト、観戦記など、多分野にまたがり才能を発揮されています。 個人的にリスペクトしている棋士の一人で、本対局をとても楽しみにしていました。 さて、戦型は石田流VS4手目△4二玉。 藤井奈女流は振り飛車党なので居飛車にされたのは意外の感がありました。 以下、僕が▲7八飛と突っ張ったので△8八角成~△4五角の乱戦定跡に。 ▲3四飛と横

          23年11月に読んだ本の一言感想メモ

          ◆23年10月はコチラ ・『マグロ大王 木村清』★★★☆☆ 両手を広げて「すしざんまい!」の社長が書いた自伝。ビジネスを思いついて実行に移すサイクルがすさまじく早くて、きっとどの業界にいても成功されたと思う。100分の1でいいからその行動力、見習いたいわぁ。 ・『東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本』野本響子★★☆☆☆ 著者はマレーシア在住10年目。東南アジアの良い面を汲み取る姿勢は大事だと思うけれど、いちいち日本sageを挟んでくるのが少し鼻につきました。 ・

          23年11月に読んだ本の一言感想メモ

          VS 井道千尋女流二段(2戦目)

          井道先生にリベンジ戦を申し込み。 前局では穴熊の鉄壁を崩し切れず時間切れになってしまったので、今回はそうならないよう「ある秘策」を用意して挑みました。 3手目▲6八飛がその工夫です。 簡単に説明すると「4手目に△5四歩と突かせないぞ」という意味で、井道先生が得意とされている中飛車左穴熊を封じる狙いです。 それでも△5四歩なら▲2二角成~▲5三角で馬を作れます(参考図)。 本譜は△5四歩でなく△6二銀だったので中飛車左穴熊の線は消えました。 また先手の角道が開けっ放しな

          VS 井道千尋女流二段(2戦目)