【読書記録】経営理論をガチであてはめてみたら自分のちょっとした努力って間違ってなかった/さわぐちけいすけ【マンガ】×入山章栄【原作】
こんにちはー。
7冊目のご紹介です。
今回紹介する本は、経営理論をガチであてはめてみたら自分のちょっとした努力って間違ってなかった/さわぐちけいすけさん【マンガ】×入山章栄さん【原作】です。
なぜこの本を選んだか?
仕事に行き、空き時間で勉強や読書などの努力をしても、何一つ人生は変わらない。
このように思うと、本当に努力することがむなしくなってしまいます。
努力するのであれば、形にならなくても意味があるものだと思いたい。
このように思ってこの本を手に取りました。
マンガも面白いし、ストーリーも会社員として、あるある感が多く、いい本でしたので、ご紹介していきたいと思います。
どんな本?
仕事などで感じるモヤモヤ、イライラなどを【経営理論】に当てはめてみるという本です。
全部で20個のシチュエーションが紹介されています。
「自分が経験した・体験したものは、経営理論でいうとこんな言葉で表現できるのか。」
と思えると、ちょっとすっきりして、前向きになれます。
この本で、特に共感できた経営理論を紹介していきます。
ポイント① 副業をする2つのメリット「職務特性理論」・「知の探索の理論」
この本では、副業することを推奨されています。
お金のためというより、副業をすることによる2つのメリットのためです。
それが、「職務特性理論」と「知の探索の理論」のことです。
職務特性理論とは、
「最初から最後まで業務に関われる」
「自分の業務が他人に与える影響を実感できる」
このような仕事ほどモチベーションを高めることができるというものです。
僕のやっている仕事は、あまり感謝されることもないですし、部分的な工程にしか関われないので、モチベーションが上がりにくいのかもと思いました。
その点、このブログはひとりで最初から最後までやっています。
まだ7記事ですが、楽しいです。
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知の探索の理論とは、
人はそもそも認知が狭く、異なる経験をすることで認知・視野が広がり、それが成果に繋がるというもの。
本業では、なかなか新しい事を経験する事ってないと思います。
自宅と職場だけでは、なかなか変われない。
そういった意味でも成長やモチベーションの向上に副業はメリットがあるのですね。
僕も続けようと思いました。
ポイント② 働きながら独立を目指す「リアル・オプション理論」
キャリアについて考えてみると、
「ずっと会社員でいるよりも、会社を辞めてフリーランスになりたい。」
このような想いが出てきました。
好きなことで自由に生き生き働いている、フリーランスの人を見るとどうしてもうらやましく思ってしまいます。
しかし、いきなり会社を辞めて独立をするのは、うまくいけばいいものの、失敗してしまうと、経済面・キャリアの面でもだいぶリスクが高いです。
このリアル・オプション理論は、「小さなチャレンジだけ、働きながらとにかく始めてみる」という考え方です。
「副業をしてみてうまくいきそうなら、会社を辞める。」
「副業をしてみてうまくいかなそうなら、会社を続ける。」
このように考えれば、安心して挑戦できそうです。
実際、リアル・オプション理論を活用している企業の方がうまくいっているデータもあるようです。
また、「自分は今は、リアル・オプション理論を選択して、会社にいながら副業をしているんだ!」って、思えると自己肯定感もあがりそうです。
ますます副業をすることはメリットがありますね。
ポイント③ 大きな変化を起こすための「認知心理学ベースの進化理論」
転職・独立など大きな変化を起こすためには勇気がいります。
このような勇気を起こすためにはどうしたらいいのでしょうか?
日常の小さな変化を起こすことを続けると、いづれ大きな変化が怖くなくなるという理論である、「認知心理学ベース進化理論」が紹介されていました。
この本では、
いつもの通勤ルートを変える
昼食を変える
髪型を変える 等
そんな小さい具体例が挙げられています。
ポイント①の知の探索理論でもある通り、人は今のルーティンばかりをしていると成長ができないようです。
まずは、少しの変化をしていきたいと思います。
普段見ないような映画でも見てみようかな。
感想
以上が、経営理論をガチであてはめてみたら自分のちょっとした努力って間違ってなかった/さわぐちけいすけ【マンガ】×入山章栄【原作】でした。
この本を読んでいると、タイトル通りですが、自分の努力は間違っていなかったと思えるようになりました。
このような地道な努力が大きなことに繋がるという感覚です。
「自分の努力に意味があるのか?」
このように思った人にはお勧めです!
一緒にちょっとした努力を続けていきましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ではでは~。