たまには得意なことの話をしよう
どーも、ヒカゲモンです。
前回の記事が暗めだったので、今回はちょっと明るく短いお話をします。
教員生活のなかで異端者の自覚をしている私ですが、唯一これだけは得意かもだぞ?と思える仕事があります。
それは、不登校の生徒との関わりです。
「不登校の生徒」なんて一つくくりにしてしまうと、本当に乱暴なことなんだけど。家庭や友人関係、その他で本人の抱えているもの、色々な苦しみが表面化したものが不登校という行動なんだと思います。
学校側に所属していると、「学校に来た方がいいのに」という前提で登校を促す職員がほとんどです。彼らは自分たちの学校が素晴らしいものであることを疑っていないのです。実にグロテスクです。
彼らと話をするうえで大切にしているのは、変に目標を決めないこと、「変わろう」と促さないことです。
担任にできることは限られていますから、今の気持ちを聞いたり、そうなんだねと相槌を打ったり、それくらいしかできないと考えています。(でも、本当に追い詰められている生徒には、それを本気でしてあげることが大切だったりします)
「先生がいるなら、たまーに学校に行っても良いかな」と、思ってもらえるくらいの距離感でやっています。
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