見出し画像

ジャブの打ち方(基本編 ①)

パンチの打ち方はボクシングとムエタイでも大きく違います。
当然ですがボクシングはパンチに特化した構えや打ち方になります。
ムエタイはキックに特化しているためキックに対応しやすいように構えも重心が高く、更に首相撲や肘打ちの防御ができるようにガード位置も高く構えます。
そしてムエタイのパンチの打ち方は、パンチを打つ際にキックのカウンターを受けやすいため、上体が流れず大きく腰を回しすぎない打ち方をします。
キックボクシングの場合はパンチが得意な人とキックが得意な人でも打ち方や構え方が変わってきますが、ボクシングとムエタイの中間のようなイメージを持つと良いでしょう。
今回は「ジャブ」の基本①を紹介します!

【ジャブの基本動作】

今回はオーソドックス(右利き)の場合を前提に書いてありますが、サウスポー(左利き)の人は逆になります。

◎    構えは左手(前手)を少し前に出し、拳は顎くらいの高さにする
◎    左足(前足)を真っすぐ前に踏み込み、踏み込みと同時にパンチを当てる
※    踏み込みと同時に少し腰を入れると強く打てます
◎    パンチを当てたら前足を元の位置に戻しながら、すぐに構えに戻る
 
ジャブと言っても、相手にダメージを与えるためのジャブ、フェイントで使うジャブ、ワンツーで使うジャブ、など基本といっても使う状況によって打ち方は大きく異なります。
上記の打ち方はジャブを単発で少しダメージを与えるために打つ方法です。

【ジャブを打つ際の注意点】


1.   膝が前に流れない
2.   体重を前足に乗せすぎない
3.   踏み込んだ前足を内側に入れない
4.   軸を壊さない
5.   手打ちにしない

【ジャブを強く打つコツ】


1.   強く踏み込む
2.   踏み込む際に前足の親指に力を入れる
3.   打つ際に腰を入れる
4.   当てる場所を最後までしっかり見て打つ
5.   顎を引き、腹圧をかける
6.   少し奥の方を打つように意識する

以上ジャブの一部を紹介しましたが、他にも踏み込むジャブ、踏み込まないジャブ、狭いガードを通すジャブ、見えないジャブ、ノーモーションのジャブなど数えきれない種類のジャブがあります。
キックボクシングの場合はジャブに対してたくさんのカウンター攻撃の方法があり、安易に使うと自爆してしまいます。
上手にジャブを使うことが大切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?