少子化対策案【史上最も醜い学級会】
①「今日の学級会ではセックスの相手を決めてもらいます。」史上最も醜い学級会が始まった!政府のとんでも政策、少子化対策案とは?T県中学校2年1組の生徒の運命は・・・
少子化対策案
政府がついに新しい法律を決定させた。少子化防止対策の新しい法律だ。基本的人権の尊重を完全に無視している。しかし、文科省の学習指導要領にも掲載され、後は、いつから始めるかだけが問題だった。先日T県教育委員会からの通達があった。県内に、条件に合った中学校のクラスがあるため、試験的に保健体育の特別授業を進めると。また、保健体育の特別授業を行うよう定められたクラスの生徒には次の特権を与える、と記載されている。「第一条、今後進学するにあたり、営利を目的としない教育機関の授業料は、すべて国が負担し保証する。第二条、今後進学するにあたり、営利を目的としない教育機関すべてに無試験での合格を保証する。第三条、特別授業により健康を害した生徒には、すべての治療費等を国が負担する。」我がT市立T第三中学校の二年一組は、この保健体育の特別授業を行うよう決定されてしまった。もういち教員が口を出せる状況ではない。また法律と特権の説明以外は、担任が口を挟まないよう強く教育委員会から言われている。司会を学級委員に行ってもらい、決定するしかない。いずれは全国的に行なわれるが、ある条件にあてはまるいくつかの中学校二年生のクラスで先駆けて行われる。その条件とは、「男子と女子の数が等しいクラス、不登校生徒がいないクラス、全員健康体であるクラス、転校の可能性がほぼないクラス」あるようでなかなかないこの四つの条件が揃っている我がクラスが、先駆けて行われることになった。中学2年の学年末テストも卒業式も終わり、クラスの皆は、次は普通の三年だと思っている。担任としては何もしてやることができない。せめて、教育委員会特有のわかりにくい書類を、わかりやすく説明してあげる程度だ。
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