子どもとの時間が、愛おしい(#129)
こんにちは。
今日はお休みで、
朝からやりたいこともあったので
少し遅めの投稿です。
今回の本はこちらです。
『はやく一人になりたい/著村井理子』
出会い
図書館でタイトルを見て
読みたい!と手に取った一冊です。
家族から離れて、ひとり。
仲間から離れて、ひとり。
社会から離れて、ひとり。
いろんな「ひとり」がある中で、
母として「ひとり」になりたいと
強く欲しているので
心が惹かれたんだと思います。
内容
「家族」とテーマに書かれたエッセイをまとめたもの。
日々の何気ないことにも意味を見つけて
書き綴られていて
わたしもそんな風に思えたらなと
心を軽くしてくれる一冊でした。
感想
読み始めて最初でガツンと頭を殴られたみたいでした。
そうだよなってわかってはいても
言葉として
客観的にこの言葉に触れると
「ああ」と納得と同時に後悔というか
自分をさらに責めてしまいました。
でも村井さんはそんな思いも
きっと組んでいて
わたしに寄り添ってくれる言葉が続いていきました。
何気ない日常が、
実はいまの自分を支えてくれているんだと気づけたり。
大事な人の存在は、
時に苦しくて大変なものだけど
愛おしいとか幸せとか
そんな心の豊かさを与えてくれるものだと気づけたり。
無添加にこだわって
必死になってカレールウから作るカレーを
急いで食べて!と催促されて食べる夕食よりも
大好きなプリキュアが載ったレトルトのカレーを温めて
今日はどんな素敵なことがあったかを話しながら
ニコニコで過ごす夕食の方が
子どもたちの心には良い栄養なのかもと思いながら
読みました。
毎日がそれじゃ、
身体の栄養がってなるけど、
わたしは「完璧」じゃない。
相方にはよく言っている
「子どもたちと一緒に過ごせる時間なんて
限られてるんだよ」。
まさにその通り。
今朝も昨日の保育園のかけっこで
「お友だちが勝ちたいから、
あなたはゆっくり走ってって言われて
ゆっくり走って負けちゃったら
勝ちたかった」って言ってる長女を見て
そんな風に考えられることにも、
そんな風に言われてどんな気持ちだったかを表現できることにも、
すごく驚いたと同時に、
素直に気持ちを伝えてもらえるのは
いつまでなんだろうとも怖くなりました。
人は終わりが見えると、本気になると本で読みましたが、
「子育て」に終わりはくる。
それは「子離れ」であるかもしれない。
その終わりを意識したら、
怖いなと思う感情と
本当に「尊い」と思う感情が一緒に。
その「尊い」時間をどんな風に過ごすかは
わたしの選択、ひとつ。
昨日はカレーだったんです。
保育園でのお昼ご飯もカレーだったそう。
もうカレーは嫌だって言われたけど、
今日もにこにこしながら
夕食を食べたいから
残りもののカレー。
大好きなシナモンの形にでもしてあげようかな?
今週も素敵な一週間を。
Natsumi🔖
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