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Photo by
miki_shirasu
事例54:手を動かして無になる時間
若者の間では「編み物」ブーム。電車に乗りながら編む女子高生、カフェで編むママたちを見かけるほどです。なぜ、ここまでブームになっているのでしょうか。
オートパイロット
友だちが編み物にハマっていて、私もやろうとしたんですけど、
「細かいことって、苦手意識あるし」
「途中で縫い方を間違えているのに気づいたら、止めたくなった…」
「どうせ私なんて、不器用で下手だし」
と、上手につくろうとしすぎて、いまいちハマりませんでした。
実践ワーク
マインドフル・編み物
マインドフルネス
友だちが編み物にハマっていて、私もハマったんです。
「手作りすることで愛着がわきます」
「上手につくるよりも、つくっていること自体が楽しくて」
「もくもくと編み物している時間って、無心になれます」
と、いまここを楽しむって、こういうこと。
ワンポイント・アドバイス
最近の「編み物」ブームは、人気アイドル、インフルエンサーが火付け役になって、流行になっているようです。しいたけ占いのしいたけ.さんもコラムを投稿し、さらにブームになりそうな予感。
編み物や習字、プラモデルなど、手を動かすことで無になるのは、「16:お片付けや掃除は心の休息になる」の事例と同じく、アクティブレストとなります。編みあがった出来栄えを気にすることなく、編むという行為を通じて心のほつれを解いてくれるのです。
デジタル世代、スマホネイティブは「無になる時間」を身体が欲しているのかもしれません。
仕事の合間に、たった1分で心が整う「マインドフルネス」実践48事例集!
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続編は、noteで週1連載中