見出し画像

2025年の意図「Tipping Point」

『1分で整う いつでもどこでもマインドフルネス』のその先にある、
私の次なるチャレンジのひとつに、「EQ×マインドフルネスの第三次ムーブメントで、キャズムを超える。ティッピング・ポイントまでもっていく」と定めました。

ティッピング・ポイント:
それまで小さく変化していたある物事が、突然急激に変化する時点を意味する語。臨界点や閾値と言い換えられることもある。主に、物事が爆発的に流行して社会に広まる際に、その時点を指して用いられることが多い。

それは、日本におけるマインドフルネスのムーブメントはキャズムの谷間に陥っていて、ティッピング・ポイント(転換点)まで至っていないという肌感覚があるからです。

ムーブメントの変遷をかんたんにみていくと、こんな感じかと。

・2014年~第一次ムーブメント(イノベーター):意識高い個人
 米Google発SIY上陸によるパフォーマンス発揮

・2020年~第二次ムーブメント(アーリーアダプター):予算ある法人
 コロナ禍におけるメンタルヘルス、ストレスマネジメント
 
企業文脈にそってリーダーシップ、ウェルビーイング、ダイバーシティ等

・キャズムの谷間←イマココ 

・2025年~第三次ムーブメント(アーリーマジョリティ):???

VUCAやBANIと称されるご時世で、心身の健康を保ち、仕事や日常生活を送るにはマインドフルネスが欠かせないもののはずなのに、なぜ拡がっていかないのか。

それは、大多数の組織や人々にとって、その必要性や重要性に気づいていないから、知らないから、興味ないからに尽きるでしょう。

これらの無関心な人に対して、どう興味関心をもっていただけるか、どう意識・行動を変えていけるか、という壮大なチャレンジです。

第三次ムーブメント(アーリーマジョリティ)に至るには、原題The Tipping Point(マルコム・グラッドウェル著)の日本語版書籍である『急に売れ始めるにはワケがある』を参考にいくつかの仮設を立ててみました。

1)少数者の法則:
・第一次(個人)→第二次(法人)→第三次(EQが高い個人)という流れ
 幸せな人、満たされている人、自律した人など

2)粘りの要素
・マインドフルネス一本足打法ではなく、周辺領域と掛け合わせた拡がり
 最も親和性があるのがEQ(Emotional Intelligence)という本丸
・6つのポイントSUCCESsのうち、感情に訴えかける(Emotional)ズバリ

3)背景の力:
・運動、食事、睡眠と同じく健康にいいと、誰もが知っているレベル
・課題解決的拡がり(pain)ではなく、在りたい自分(being)という本質

もちろん、これらは一個人で成し遂げられるレベルのものではなく、一人ひとりとつながりあって、うねりになるような動きが必要です。

「このようなムーブメントをつくりだすために、ティッピング・ポイントまでもっていくために、私たちは何を為すのか?」

この意図、問いに共感いただける方がいらっしゃいましたら、
どうか力を貸してください。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集