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あったかい環境はあるよ

PMS、パニック障害
身近にある症状

よく知っていると思う
よく知られているはず
だけれど、

本人は、
苦しんでいる

軽はずみに、
たかがPMSで…
たかがパニック障害で…
と言う人
少なくなってきているはず


夜明けのすべて
瀬尾 まいこ (著)

知ってる?
夜明けの直前が、
一番暗いって。

「今の自分にできることなど
何もないと思っていたけど、
可能なことが一つある」

職場の人たちの理解に
助けられながらも、
月に一度の
PMS(月経前症候群)で
イライラが
抑えられない美紗は、
やる気がないように見える、
転職してきたばかりの
山添君に当たってしまう。

山添君は、
パニック障害になり、
生きがいも
気力も失っていた。

互いに友情も恋も
感じていないけれど、
おせっかいな
者同士の二人は、
自分の病気は
治せなくても、
相手を助けること
はできるのではないか
と思うようになるーー。

人生は思っていたより
厳しいけれど、
救いだってそこら中にある。

生きるのが少し
楽になる、
心に優しい物語。

本屋大賞受賞後第一作。
水鈴社創立初の単行本、
渾身の書き下ろし。


『夜明けのすべて』
刊行にあたって

いつもは楽しい楽しいと
小説を書いていた私が、
立ち止まっては
ゆっくり書きました。

そのぶんいつまでも
登場人物を見
守っていたくなるかわいい
作品になりました。

人生は想像より厳しくて、
暗闇はそこら中に転がっていて、
するりと舞い込んできたり
します。
でも、夜明けの向こうにある
光を引っ張ってきてくれるものも
、そこら中にきっとあるはずだと
思いたいです。

いつも本が完成して思うことは、
「楽しく読んでもらえる
ことが一番だ」です。
その思いは今回も
変わりませんが、
『夜明けのすべて』
を読んでくださった方が、
ほっとできる一瞬を
味わってくださるのなら、
明日を待ち遠しいと
思っていただけるなら、
幸いです。

夜明けのすべて
瀬尾 まいこ (著)
Amazonより

PMSに苦しむ美沙と
パニック障害に
苦しむ山添君
最初は、二人とも
大きな会社に勤めたが
症状に苦しめられ退職
真剣な悩みでも
分かってもらえなかった
大きな会社
でも認めてくれる
会社があった
そこは、暖かく二人を
伸び伸びとさせてくれる
小さな会社
Audibleで聴いていて
クスリと笑るシーンがある
二人は、互いにお節介で
思いやりのあるいい奴
病気の事を
分かってくれている人が
側にいるだけで
心強くなり、
明日が怖く無くなる
そして、前に進んで行く

Kindle版

Audibel版

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より


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