20代のうちに親知らずを抜いて欲しい3つの理由
親知らずが痛くてヤバイです!と今日も訴えられた歯科医のNickeypikaです。
親知らずって痛いですよね。きっとこの記事を読もうとしている方の中にも「ヤバ、」と思ってる人の結構いるんじゃないかと。そこで、今回は親知らずを抜くならいつがいいのか、親知らずについてご紹介していきます。
~理由①20代は親知らずが抜きやすい~
20代のうちにできれば親知らずを抜いて欲しいという理由、それはズバリ
歯を抜きやすいから
です。
歯に抜きやすい、抜きにくいなんてあるの?🤔
と感じる方もいるかもしれません。
これは骨の柔らかさにあります。
骨は年齢とともに水分がなくなっていきます。
例えば、木🌳の枝は若いと水分が多く折れにくいです。しかし、枯れ木になればなるほど、水分が減少し、ポキッと折れやすくなります。
しならなくなるからです。
これは骨も同じ
20代は水分が多いので、骨がしなりやすく、歯も動くので抜きやすいです。
しかし、30代を越えていくと、どんどん骨がしならなくなり、歯も動きにくくなります。
だから20代に親知らずを抜くのがおすすめです。
~理由②20代は傷の治りが早い~
親知らずを抜いた後、骨を削るようなケースでは、抜いた後の痛みが強くでます。
年齢を重ねれば重ねるほど、傷の治りも悪くなり、痛む期間が長引きます。
同じ日に右下の親知らずを抜きました。
生え方もほとんど同じ。
ですが、20代と50代でした。
お二人とも3日ほど痛みが継続していましたが、20代女性の方は1週間で傷もほとんどきれいに治っていました。
50代女性はというと、痛みが1週間ほど続き、2週間ほど、傷口が落ち着くのにかかりました。
もちろん、歯磨きのやり方や、その人の治癒能力に差はあります。
ですが、やはり、
傷の治りは20代の方が圧倒的に早いな、
といつも感じています。
~理由③女性では妊娠に備えられる~
これは妊娠を考えているすべての女性に知っておいていただきたい!
妊娠中、かなりの確率で親知らずが痛くなります。
これは、つわりや妊娠中の女性ホルモンの影響で歯茎が腫れやすくなるからです。
やっかいなのは
「妊娠中」
ということです。妊娠中はできれば胎児の影響を考えて薬をだしたくありません。
(もちろん、どうしても薬ださないといけないような状況では妊娠中でも安全性が高いとされている薬を処方することがあります)
ところが、親知らずが妊娠中に歯を抜かないといけないもなると、感染予防のために抗薬、痛み止めを処方しなくてはいけません。
(薬出さないとめちゃくちゃ痛いし、膿んでしまう)
ですから、
妊娠前の20代のうちに
できれば、親知らずを抜いてほしいのです、、
もう20代過ぎちゃってるよ( ´Д`)
どうしよう、今妊娠中!Σ( ̄□ ̄;)
という方、
親知らずはほとんど方が噛む機能に関係ないため抜いた方がいいです。
しかし、親知らずの手前の奥歯がすでに虫歯や歯周病で抜いてしまった
という方では親知らずが必要なケースもあります。
また、妊娠中でも、親知らずが傷んでいないなら、しっかり歯磨きをすれば、抜かずに経過をみます
心配な方はまずは自分の親知らずの状態を歯医者さんに確認してもらいましょう。
日本人の顎は小さく、親知らずは
・虫歯
・歯並びの悪化
・歯周病
を引き起こします。だから、抜いた方がいい
そして、抜くなら早い方が回復が早い
ということです。
もちろん、親知らずがあって歯医者さんで検診してもらった結果、
虫歯も歯周病にもなってなくて、歯並びにも影響していないなら、
抜く必要はありません。
でも、80代まで大事に親知らずをとっておいて、
奥歯が生えてきて痛い!!
という、おじいちゃんみた経験があります。
(総入れ歯なのに何でだ?🤔ってみんな不思議だった)
なので、親知らずはなるべく早く近くの歯医者さんに早めに、相談してみてくださいね( ´Д`)!!
皆さんの親知らずが痛くなりませんように!
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