日米エンタメ挑戦記

世代は違うが、ロサンゼルスで出会い、同窓でもあった仲良し3人組。ロサンゼルス、日本で、エンタメビジネスに挑戦する3人のリアルな日記。 勇人(@hayatomitsuishi) | TKC(@tkcgraffiti) | 浩平 (@koheiohashi)

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  • HAYATO日記

    • 11本

    LA在住、Hayatoの日記。ハリウッド進出を目指しUCLAへMBA留学。卒業後、米国に残り、20世紀フォックスを経て、Kevin's Entertainment社を設立。映画のプロデュース、タレントのマネージメント、映画祭の開催等、日米エンタメの機会を常に模索。

  • TKC過去日記

    • 5本

    TKCの過去日記。博報堂退職から東京藝大進学。UCLA短期留学やLAでの映画祭経験。フリーランスを経て起業、からのプロダクション時代などなどの歴史。

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メンバー紹介

ごあいさつ皆さん、こんにちは!日米エンタメ挑戦記です。 日米エンタメ挑戦記とは、世代は違うが、ロサンゼルスで出会い、同窓でもあるHayato、TKC、Koheiの仲良し3人組が書くリアルな日記です。 メンバー3人ともエンタメで独立起業しており、せっかくなのでロサンゼルスと日本のエンタメビジネスの生の情報を記録・発信していこうと始まった企画です。 各自自由に書く形式となりますので、誰の記事かがわかりやすいように題名の前に記号を記載しました。記号は投稿者の名前と#(投稿番号

    • 勇人#11「ハリウッド就職事情③」

      みなさん、こんにちは!大変お待たせいたしましたが、ようやく更新です!しばらくサボってしまってすみません。気づいたら一ヶ月以上放置してました。。。 さて、前回、次月の家賃が払えない状況まで追い込まれた時に奇跡的にフォックスでのお仕事をゲットしたところまでお話しました。今回はその続き。 お金の問題はクリアしたので、次は合法的にアメリカに滞在できるビザについてフォーカスをシフトしました。 当時アメリカの就職ビザ(H-1B)の人気は高く、大学院卒であれば2万人のビザの枠を3万人

      • TKC #5 「僕らはみんな、戦闘力5」

        2011年8月、LAに行く「理由=UCLAに短期研修」と「手段=経済産業省からの派遣」を手に入れた話が前回。 https://note.com/nichibeientame/n/nb9d353d3b6ca?magazine_key=mf3d23760e100 そもそも僕はずっとロサンゼルスに憧れていた。過去に行く機会もなくはなかったんだけど、「まだ早い」という訳のわからない理由で断っていた。 1つの理由は、映画、エンタメの聖地だから。ハリウッドなんて恐れ多くていけないや

        • 勇人#10「ハリウッド就職事情②」

          みなさん、こんにちは。お馴染みのロサンゼルス在住勇人です! さて、前回、ハリウッド就職活動のおいて、もう後がない断崖絶壁のピンチの中、MBA同期からミラクルの電話がかかってきたまでのお話をしました。 って事で今回はその続き。 ある日、MBA同期の中でも特に仲の良かったアレクサンダーから電話があった。彼は一ヶ月ぐらい前に20世紀フォックスで働き始めたばかりで、そこの部門で「日本語と英語ができて、ファイナンスができて、映画業界に興味がある人」を探しているというのです。「興味

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          勇人#9「ハリウッド就職事情①」

          皆さんこんにちは!ロサンゼルス在住の勇人です。 さて、今回はハリウッドでの就職活動についてお話できればと思います。 何度かハリウッドの就職事情をお話したかと思うのですが、おさらいをすると、基本的にはポジションが空いた時に応募があり、金融のように夏にインターンをやって、その際に内定が決まり、次の年の夏に就職するという形を取っていません。社会人の転職という意味ではポジションが空いた時に応募するのは何も支障がないのですが、学生にとっては、卒業後あるいは卒業直前に就職活動を始めな

          勇人#9「ハリウッド就職事情①」

          勇人#8「20世紀フォックスのインターン」

          皆さんこんにちは!ロサンゼルス在住の勇人です。 さて、前回はカンヌ映画祭で目の当たりにしたアンジェイの雄姿とそれに引き摺り込まれた私の話をしましたが、今思うとACTコーチのグレゴアールといい、アンジェイといい、周りにこういったアグレッシブに動く仲間がいたので、自然と私もそういう風にできるようになったのかも。やっぱりアメリカの活動的な人はレベルが違う!特にエンタメ系はね。 さて、そんな恵まれた環境にいた私ですが、まぁ、私もアンジェイやグレゴアールまでいかなくても、自分なりに

          勇人#8「20世紀フォックスのインターン」

          TKC #4 「LA行きのチャンス」

          映画の撮影があり更新が滞っておりました。今週から復活して、また毎週更新していきます。 前回は芸大時代に、できるフリをして意思決定のタイミングを後ろにづらし、 聞きまくり、調べまくりで乗り切ってきた、という話を書きました。 そんな東京芸大で過ごす時間は実習まみれでして、 GWに短編を2本作り、梅雨明けに1つ上の学年の劇場公開映画の撮影を手伝い、 真夏に16mmフィルムで短編を2本作る、というような過密スケジュールでした。(僕の時はそうでした) そんな怒涛の実習ラッシュで、

          TKC #4 「LA行きのチャンス」

          勇人#7「カンヌ映画祭」

          皆さん、こんにちは!ロサンゼルス在住の勇人です。今回は初めてカンヌ映画祭に参加した時のお話です。 UCLA Anderson の一年目にEntertainment Management Association (大学のエンタメクラブ)を通じて初めてカンヌ映画祭に行くことになりました。前回お話ししたAnderson's Next Top Modelの優勝者としてランウェイを歩けないことがかなり残念だったのですが、エンタメのキャリアを築き上げるためには全てを犠牲にしてまでエンタ

          勇人#7「カンヌ映画祭」

          勇人#6「俺は日本のスーパースター&ハリウッドのエージェント見習いについて」

          皆さん、こんにちは。金曜日担当、ロサンゼルス在住の勇人です。 さて、前回はMBA受験についてお話しましたが、今回は無事MBAに合格したあと、UCLA Andersonにて自分をどうブランディングしていくべきかについて考えた結果、取った行動についてお話できればと思います。 今思い出しても胸が熱くなりますが、UCLAから合格通知メールがきた時、ちょうど会社にいたのですが、思わず大声を出してガッツポーズをしそうになりました。実際は声を出さず、ばれないように小さなガッツポーズをし

          勇人#6「俺は日本のスーパースター&ハリウッドのエージェント見習いについて」

          勇人#5「MBA受験 - ハリウッドへの第一歩」

          皆さん、こんにちは。ロサンゼルス在住の勇人です。 さて、今回はハリウッド進出への第一歩となるMBA受験について話したいと思います。 エンタメ業界で働きたいという願望を抱く以前に、アメリカでMBA(経営学修士)を取得する事が学生時代からの目標で、せっかくビジネスの世界で生きるのなら、経営学の最高峰であるMBAを取得したいと思っていました。MBAの授業を受けたいと言うよりかは、世界中から来た優秀な人たちと議論しながら2年間一緒に勉強をする、という経験がなんとも魅力的だったので

          勇人#5「MBA受験 - ハリウッドへの第一歩」

          勇人#4 「コロナ禍のハリウッド&ビジネスからクリエイティブへ」

          皆さん、こんにちは。いつの間にか金曜日投稿に変わった、ロサンゼルス在住の勇人です。コロナ禍の中、皆さんいかがお過ごしですか? さて、私が住んでいるロサンゼルスでは感染者数が急増し、ようやく室内営業が許されたレストラン等がまた閉めるよう通達されるなど、大変な状況が続いています。ただ、ロサンゼルスの日常の雰囲気に関しては、普通に車も走ってるし、あまり変わらずという感じがします。みんながマスクをしていること以外は。 で、とてもリベラルなカリフォルニアなのでみんな率先してマスクを

          勇人#4 「コロナ禍のハリウッド&ビジネスからクリエイティブへ」

          勇人#3 「六本木のとある外国人ストリップクラブ」

          ロサンゼルス在住勇人です!こんにちは! さて、今回は学生時代にちょっと遡りたいと思います。(日米エンタメ挑戦記を書いていると色々思い出すのでいましばらくお付き合いくださいませ。。。) 東京に来て、私が最初に住んだところは慶応の日吉キャンパスのすぐ隣にあった「日吉台学生ハイツ」という寮で、今はもうないそうです。 各部屋が狭い平行四辺形の形になっていて、噂によるとこの学生ハイツは元々は病院で、それを学生寮に改装し、地下にある大浴槽も実は死体をホルマリン漬けにして保管する容器

          勇人#3 「六本木のとある外国人ストリップクラブ」

          TKC#3 Fake it till you make it -東京藝大の実習-(過去日記vol.3)

          過去日記第3話です。 前回の日記では東京芸大の日々を書くつもりが、会社を突然やめて東京藝大に行ったため、住民税を払うための金策について赤裸々に綴ってしまった。今回こそ、東京藝大での日々を書きたいと思う。受験の参考にきっとなるはずだ。 僕が通っていた頃の東京藝大はとにかく実習がメイン。座学もあるんだけど。とにかく実習。僕は当時28歳(29歳になる年)だったので、大学を出てそのまま大学院に進学した人よりも6個年上だったのだけど、同級生には年上もいたし、むしろ23歳の人たちは少

          TKC#3 Fake it till you make it -東京藝大の実習-(過去日記vol.3)

          勇人#2 「お前か、入社式に来なかった奴は!」

          毎週日本時間水曜日担当、LA在住の勇人です。 前回の投稿で、インド卒業旅行で死にそうになって入社式に出れなかった話をしましたが、今回は入社してから犯した大失態のお話しです。 入社してから少し経ったあと、突然社長室に呼ばれた。 社長とは、一代で松田産業を小さな商店から東証一部上場、売上1000億企業に築き上げた実質的創業者で、一族の頂点に立つ松田グループ総帥のレジェンド、故松田洋御大である。 社長とはそれまで一度もお会いした事がなく、何事かと思いびびりながら社長室に入っ

          勇人#2 「お前か、入社式に来なかった奴は!」

          TKC#2 「会社退職は計画的に!」(過去日記vol.2)

          過去日記第2回目です。 前回は、「博報堂をやめて東京藝術大学大学院に進学した」というそれだけ聞くとキラキラな経歴の真相を晒しました。今回は「映画を志して東京藝術大学大学院映像研究科で奮闘する日々」というキラキラな経歴の真相です。28歳無職バツイチで借金抱えて実家出戻りになった大学院生の日常です。 過去日記vol.1を読んでもらうとわかるのですが、僕は無計画に会社員を辞めました。https://note.com/nichibeientame/n/n5bc8f272a6b8

          TKC#2 「会社退職は計画的に!」(過去日記vol.2)

          勇人#1 「MBAからのハリウッド進出」

          皆さん、こんにちは。ロサンゼルス在住の勇人です!毎週水曜日投稿の担当となりますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします! さて、私の方ではMBAからのハリウッド進出、そしてクリエイティブ・プロデューサーへの道のりをリアルにお伝えできればと思うのですが、TakeshiとKoheiがエンタメの世界に入るきっかけとなった出来事を最初の投稿としているので、私もその流れに乗ってって事で! まずは学生時代の話から。学生時代は剣道サークルが中心ではありましたが、通訳にも興味があ

          勇人#1 「MBAからのハリウッド進出」