香りとダイエット
9月に入っても相変わらず暑い日が続いています。
気象庁によると、もう3か月近くも夏日が続いているとか…⁉
さすがにカラダに堪えます。
ところで、皆さんは夏太りしていませんか?
私は夏太りしちゃいました。しかも3㎏オーバー(>_<)
もっとも、私の場合は3月に骨折をし、怪我したから…暑いから…といっては家事諸々をさぼり、半年近くもダラダラ生活を続けたツケが回ってきちゃった感はあります。
先月下旬から、これはいけないと…毎日体重測定をして、少しずつストレッチやお家ヨガをしてます。
なかなか体重は減りませんが、あせらずにコツコツやることにしています。
ダラダラに慣れてしまったカラダに急に激しい運動は禁物です。
少しづつ…少しづつ…無理せずやっています。
じゃないと、また怪我をしちゃいますから…(-_-;)
もう20年も前の頃でしょうか。
グレープフルーツの香りが、ダイエットに有効だとブームになったことがありました。
その香り成分中のリモネンには満腹中枢を刺激して、脳に錯覚を起こす作用が確かにあるようです。
バニラのような甘い香りも同様で、どうしてもスィーツを我慢できない人には香りで脳をごまかす。一時的に有効な手段ではあるかと思います。
ですが、これらの手段はあくまでも一時しのぎにすぎません。
私たちの嗅覚は「順応」し、一定の香りに慣れてしまいます。
そうなると脳をだますことが難しくなってしまいます。
では、アロマセラピーでダイエットは無理なのでしょうか。
いいえ、むしろ有効です。
とくに私たち日本人は、ストレスや環境による自律神経の乱れが原因の代謝機能低下による肥満がほとんどだからです。
そのなかでも夏太りは、自律神経の乱れが大きく関与しています。
夏は気温が上昇すればするほど、室内と外気温の温度差が大きくなってしまい、私たちのカラダも体温の調整が追い付かず乱れてしまいます。
今年のように厳しい暑さが長く続いた場合、その期間が長引き、自律神経が大きく乱れることになるのです。
また暑いからと、ついつい冷たいものを口にしてしまう。
夏の冷たーいビールは美味しいですよねぇ。
でも、それでは内臓も冷え冷え。
腸の活動も衰え、自律神経も乱れ、代謝機能が不活性な状態になっているのです。
今から、カラダを温める習慣を取り戻すことがダイエットへの近道です。
シャワーばかり浴びていないで、ちゃんと入浴しましょう。
リラクゼーション効果のある香りでアロマバスもいいですし、今の季節だからこそ温泉に行くというのもお勧めです。
ゆっくりお湯につかって日頃の疲れを癒し、そのあとは好きな香りでリラックス…副交感神経のスイッチがオンになって、ぐっすりおやすみになれると思います。
夜にしっかり睡眠を取らないと、昼間の交感神経のスイッチがオンになりません。その結果、ダラダラ食いをしてしまうのです。
食事も温かいものをとるように心がけましょう。
生姜、唐辛子などの香辛料を取り入れることもお勧めです。
運動習慣も忘れずに!
無理は禁物ですが、家で好きな音楽をかけて踊ってみる。
1週間に1回でも踊りを習慣にしてみるといいですよー。
ストレスも発散されるし、燃焼効果もあるし、すっきりして波動が上がること間違いなしです。
ここで、脂肪燃焼に効果のある精油をひとつご紹介しましょう。
それは、ローズマリーベルべノン。
成分中のケトン類に脂肪溶解作用があります。
マッサージをすることによって、皮下脂肪の燃焼に効果的な精油です。
ただし、ケトン類ですので禁忌はあります。乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかん患者さんには使用してはいけません。
使用方法は、植物油で10%濃度以下で希釈して、気になる部分をすりこむようにマッサージします。
キャリアオイルも、温める効果のある温性のオイルがいいでしょう。
アーモンドオイル、ピーチカーネルオイル、小麦胚芽油、太白ごま油などがお勧めです。ローズマリーベルべノン単品を希釈して使用してもいいですし、レモンとブレンドしてもいいでしょう。
ダイエットというテーマは、いつの時代でもブームになって、私が若いころから今までも、数えきれないくらい沢山流行りました。
でも、そのブームに乗って成功された方は、どれだけいるのでしょうか。
ダイエット成功へのカギは、ブームに踊らされず、今の自分のカラダと向き合い、自分に合う習慣を毎日コツコツ積み重なていくこと。
あせらないこと。
無理をしないこと。
楽しみながらやること。
笑うこと。
たまには、お腹を抱えるほどの大笑いをしてみませんか。
これは立派な腹筋運動です。
そして、一日の終わりに好きな香りでリラックスすること。
自律神経のバランスを取り戻せば、代謝機能も活性化していきます。
それが結果的には一番の近道ではないかと思うのです。
私も地味に毎日コツコツ楽しみながら頑張ります(笑)