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「結果」と「過程」はどちらが大事か。

目標を達成するために大事なのは「結果」と「過程」どちらか。
これは、現代人であれば皆がぶつかる課題であり、かつ、いつまでも答えが出せないことの一つであると思う。

これまでの人生で、自分は「結果」よりも「過程」が大事だと考えてきた。理由は、結果が出るのは一瞬だが、それと比較にならない多くの時間を「過程」の中で過ごすからだ。自分の限りある人生の時間を費やす「過程」を実りあるものにしなければいけない。結果などただの付属品だ、のように考えてきた。何より、「結果がすべて」では冷たいではないか、と。

しかし最近は「結果」も重要であるという風に考え始めている。
自分には、過程を意識しすぎるあまり「やり方」にこだわりすぎてしまうところがある。それが物事をスムーズに進めることの妨げになっているのではないかと思い始めている。

具体例でいくと、上司の指示が不明確だったり以前と異なる指示をしてくる場合、「どうしてあいまいな指示ばかりしてくるのか」「明確な指示を出してくれる上司になってほしい」など、「やり方」的な部分にすごくフラストレーションを感じてしまうことが多い。
しかし、結果思考でいくと、上司がどうとか指示がどうとかは関係なく、あくまで「結果を出せればそれでいい」という考え方ができる。

その考えをすることで、まず思考が非常にシンプルになり、余計なフラストレーションを溜めにくくなる。そして、常に結果(目標とも言える)から逆算して考えることで、どう行動すれば結果につながるのかを自分の力で考えるようになる。現在の自分の悩みの種を解消するには、「結果」に重きを置く思考をもっと持つべきなのではないかと思うのだ。

もちろん、極端に結果至上主義に振り切るわけではない。結果も過程も、どちらかにこだわりすぎると本当に自分がしたいことが見えてこない。どちらも同じくらい重要だということを念頭に置きつつ、状況に応じて優先すべきことを冷静に判断できるようになりたい。


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