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少年野球に入ったよ!!3年生編(ポジション別練習②)

こんにちは。少年野球おじです。
前回はポジション別練習で外野、ファースト、セカンド、サードについて取り上げました。
今回は上記以外のポジション練習について書いていきたいと思います。


内野手(ショート練習)

ショートの練習は何より足を使っての送球が出来るかどうかにかかっております。
練習内容としては、手ゴロでも大丈夫なので、たくさんのボールを受ける。
たくさんのボールを受ける際、必ず送球までの形をして1回の動作を終えるようにしてください。
横にカゴを置いて、その1回の動作が終了すれば、ボールをカゴに入れていく。
私の場合は長男が3年生でショートを守っていたので、1日に約100球はこの練習に費やしました。
とにかく捕球練習。その捕球練習も送球にしっかり繋がる形での捕球。
3年生時点では片手での捕球練習は一切しておりません。全て足を割っての練習です。(股下少し前での捕球)
これは賛否両論があるかと思いますが、片手での捕球は後々で大丈夫と考えておりましたので、まずは股割り状態での捕球を完璧にするという部分に重きを置き練習をしておりました。
最後に実際の送球練習ですが、上記の捕球が全て終わった段階で30球限定で送球練習をいたしました。
3年生はまだ成長途上なので、たくさん思いっきり投げるのは良くありません。
なので、1日30球に限定し、送球練習を行いました。
送球練習で大事な部分はファースト方向に壁やネット、または後一人誰かお手伝いがいて、捕球してくれればベストです。
サード練習やセカンド練習でも一緒ですが、よくノッカーが片手にグローブ、片手にバットでお一人でノックをされている様子をよく見ますが、本塁送球の練習にはなりますが、実際のファースト送球の練習にはあまりならないと考えており、しっかり肘、足、入り方もファーストに投げるのを念頭に置いて練習を心がけてください。
3年生。まずは自分の所に来たボールをしっかりファーストでアウトが取れるかどうかが非常に大切です。
ジュニアでのゲッツーやスーパープレイは期待しておりません。
期待する事は普通の打球を普通にアウトに取れる事です。
牽制の入り方も出来ておればベストですが、今はあまり求めておりません。
サインで牽制に入ったり、3塁への送球は4年生になってからでも遅くはありません。
今は、きちんと一つのアウトを取っていきましょう。
ただ、ランナー3塁にいてる場合は必ずピッチャーの後ろへカバーに行く意識を持つのが大事です。
それには、ランナーがいない時でも自然にカバーに入れる状態まで意識を高めていきましょう。

内野手(キャッチャー練習)

3年生でキャッチャーを任される事は本当に少ないと思います。
ただ、チーム事情やその選手しかキャッチャーがいない時もあると思いますので、ここでは3年生時に出来ておれば十分だと思う事を書いていきます。
まずは、キャッチングです。最近のキャッチャーは少年野球においてもなかなか出来ていない選手も多いです。
私の考えではありますが、キャッチャーのキャッチングの上手い下手はボールの来た所でしっかり捕球出来ているかどうかだと考えております。
なので、当チームのキャッチャーにはフレーミングのように捕球後にミットを動かさないように指導しております。
もう一度言います。学童野球においては捕球後ミットを動かさない練習が必要。と考えております。
なので、キャッチボールの段階でいわゆるビタ止めを推奨して、キャッチャーには捕球してもらっています。
ビタ止めは本当に難しいです。力は抜かなければいけないが、抜きすぎてもダメ。
ちょうど良い塩梅でリラックス出来ていないと出来ません。
なので、3年生キャッチャーに任命させた場合はこの捕球に力を入れましょう。
次にブロックです。
もし、3年生でキャッチャーに任命された場合、このブロックさえ出来ていれば、もう文句なしです。
ジュニア時のパスボールでの失点は本当に多いです。
ここでしっかりブロックが出来ていれば、かなりの失点を防ぐ事が出来ます。
なので、私はしっかり膝から滑るように前に押し出し、胸を前方にドーム型を作り、いかにボールを目の前に落とすかを重点的に練習をしました。
ジュニア時においては、2塁でランナーを刺すなど難しいので、今はブロックに集中して出来るようになっておく方が後々にも良い効果が出ると考えております。
3年生でキャッチャー任命された場合はキャッチングとブロッキングこの2点で十分です。

ピッチャー

3年生で投げる時点で(監督に信頼されている時点で)もうコントロールはお墨付きだと思います。
でも、試合になれば、精神的な部分もありますので、ここでコントロール向上の練習を記載しておきます。
長男も、次男もピッチャーをしております。ただ、2人ともピッチャーが好きでは無いので、本職ではありません。
でも、投げる機会が多いので、私は色々研究して、効率良くコントロールを向上させる練習を考えました。
本当は投げまくって、感覚を養うしか無いのですが、小学校低学年で多数のボールを投げるのは反対です。
多くとも1日30球までにしたい所です。(90%の場合)
練習法はジュニア期における試合での投球間は14m。
①これの半分の7mからスタートします。7mは14mの半分。
なので、選手には力を半分ぐらいに落として投げて欲しいと。ただ、投げるフォームは崩さず投げて欲しいと伝えます。
②次に10.5m(10mでもOK)から投げます。これは大体70%の力で投げて欲しいと伝えます。
③最後に14mから投げます。ここでは90%の力で投げてもらいます。
100%はダメです。90%。ただ、フォームは崩さずに。

この練習を反復します。7mの50%力の場合は50球までは大丈夫かと思います。
10.5mの70%で40球。14mの90%で30球ぐらいがバランス良く練習出来ると思います。
私の場合は①で8割ストライクが入れば、次の練習は②に上がり、それがまた80%ストライクが入れば、③に上がる。
③で80%以下になれば②に戻るを繰り返しておりました。
一番多く投げるのは10.5mの②です。
フォームを崩さずという所が非常に大事な部分となります。
14mの時は胸を張り、しっかり腕が振れている状態の選手でも7mや10.5mになると、肘が前に出てしまい、ダーツ投げのようになってしまいます。
これでは練習の意味が無いので、ボールを置きに行かずに投げるように注意して見てください。
フォーム通りに投げて初めて本当のコントロールです。置きに行くストライクは偽物のコントロールです。
焦る事は無いのです。まだ3年生。ここで誤魔化すような投球術を身につけてしまうと、すぐに頭打ちになり、そういう小手先のコントロールは土台が無いので、逆にコントロールが乱れた場合、小手先で調整するので、ボールは死んでおり、コントロールもままになりません。
頭打ちになる時期はもう6年生には来ます。めちゃくちゃ打たれますし、安定もしません。
やはり、ピッチャーはフォームを崩さずしっかり投げてこそのコントロールです。
3年生ピッチャーに関してはとにかくストライクさえ入れば何とかなります。
牽制やフィールディングは後でも問題ありません。
とにかく、しっかり投げている状態のコントロールです。

ここまで、各ポジションでの練習方法を書いてきましたが、あくまで3年生時の練習方法となります。
ジュニア最上級の4年生や投球間、塁間も伸びる5、6年生となればまた違った練習も必要です。
ただ、上級生になると応用の練習も必要となってきて、応用には基礎が出来ている状態がそもそもの話となってきます。
なので、時間のあるジュニア期においては、基礎練習をしっかりされておくのが、将来良い選手に繋がると感じております。

今回はショート、キャッチャー、ピッチャーの練習法について書きました。
次回からジュニア最上級の4年生について書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

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