いつまでもヘルニアで悩んでいる方へ。
シルバー世代専門パーソナルトレーナー栗原です。
『ヘルニア』いつまでも悩んでいませんか?ヘルニアをもう少し大きく捉えると腰痛です。
腰痛は今や4人に1人が発症しているといわれるくらい社会的な問題の一つです。
腰痛が更に進むとヘルニアを発症してしまいます。
ヘルニアで悩んでいる方は若年から高齢者まで多くいます。その中でも高齢者のヘルニア発症の方が多いです。
それに伴いヘルニアの手術も増えています。
ただ問題があります。ヘルニアを手術しても再発してしまうケースが高いです。
【なぜ再発してしまうのか?】
ヘルニアを手術しても再びヘルニアになってしまう事はとても多いです。
その理由は身体の使い方が手術前、手術後変わっていないからです。
ヘルニアなってしまう原因はその方の身体の構造にあります。
私の肌の感覚ではありますが、これまで出会ってきたヘルニア方で多かったケースを紹介させていただきます。
【ヘルニアが多いケース】
・前鋸筋が硬い
・胸椎の動きが少ない
・上半身の回旋動作が少ない
これら3つが特徴的です。
一言で言いますと上半身が硬いということです。
背骨の中で胸椎の12番が一番回る箇所になります。
大まかではありますが、胸椎12番とはみぞおち当たります。
身体は若干回り(回旋)ながら、歩いていたり、その他の行動をしています。
ですが、pc・スマホを見ている時間が長くなると筋肉の動きが出ないので自然と筋が硬くなってしまいます。
日常的に腕を様々な方向に動かすことが少なくなってしまうと身体は硬くなります。腕は肩甲骨と連動しています。腕が動かさないと肩甲骨きは出ません。
上記に記載した前鋸筋は、肩甲骨と肋骨に付着しており、肩甲骨と肋骨は連動関係にあります。
胸椎12番はみぞおち周辺と言いました。みぞおちは肋骨に守られています。肋骨周辺の筋肉の動きが出なくなると、胸椎12番は回りづらくなります。
【人間の身体の特徴】
我々の身体は何処かの箇所に不具合が出ると他の箇所に影響を及ぼします。
今回の話では胸椎12番は回る箇所です。ですが、この箇所が回らないとしたら他の箇所を使い身体を動かします。
それが腰骨です。
胸椎12番約50~60度回りますが、腰骨(腰椎5番あたり)は5度しか回りません。
約10倍違います。
また腰骨周辺の筋肉に影響を多々与えてしまいます。
ヘルニアなっている箇所の周辺の筋肉はとても硬くなっています。これは肋骨周辺の筋肉が動いていないため、過度に力が加わっていると考えられます。
そのため負担が掛かり過ぎてしまいヘルニアを引き起こしているのだと考えられます。
【機能改善】
ヘルニア手術後最優先でやらなければならない事が機能改善です。
肩甲骨の動きを出す。
前鋸筋の動きを出す。
上半身の回旋を出す。
胸椎の動きを出す。
本来の動きから逸脱してしまったせいでヘルニアになっているわけです。
再発させてないためには、正しい動きを取り戻せはいいだけです。
たまにですが、手術したのにヘルニアが再発したと、ドクターのせいにしている方がいますが、ドクターはしっかりとお仕事をしているはずです。
本人の身体の使い方が全く変わってないことが大半です。ヘルニア再発防止、ヘルニアの予防策は身体の機能改善をすることです。
60歳からの肩甲骨学校 HP
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