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最近読んだ本は直木賞受賞。読了本紹介です。

読書好きなはしです。
お読みいただきありがとうございます。

芥川賞・直木賞が発表になりましたね。
直木賞を受賞した伊予原新さんの藍を継ぐ海も読んでいました。

萩焼のための土と謎の男性と地質研究者「夢化けの島」・ニホンオオカミと犬の関係とWebデザイナー「狼犬ダイアリー」・被曝物との関連と市の職員「祈りの破片」・隕石落下と郵便職員家族「星隕つ駅逓」・ウミガメの産卵と少女とウミガメ監視員「藍を継ぐ海」
5編のお話で構成されている。
どれもとても学術的に詳しい内容になっている。
ひとつずつみていくと、地質調査のこと、絶滅したといわれる二ホンオオカミのこと、長崎での原爆後に被曝物の調査に関すること、実際に北海道遠軽町に落花した隕石のこと、そして表題のウミガメが産卵に生まれたところに戻ってくるという潮やウミガメの生態に関すること。

巻末の参考文献の量をみて納得です。
著者は地球惑星科学の研究者であったようです。
たくさんの研究結果や調査に基づいた内容にそこに住む人の生活があって、ただの小説と違うところが魅力でした。
ぜひ、おすすめです。


私を知る花


人と人とのつながりにあるのは、さまざまな花の存在。
恋愛・性自認・夫婦・親子・老い・罪・信用・自己
そんな言葉が次々浮かんできました。
多くの要素を取り入れた内容ですが、どの年代が読んでも何かを感じることができると思います。


三行で撃つ


noteでの文章の書き方、書く勉強のために読みました。
つかみは大事ですね。


江戸を照らせ


年が明けてから読みました。
どんどん挑戦、出会いや人を大切にすること、人を育てること。
新しい年の幕明けにふさわしい、やる気がでる本でした。
学童向けだったのかな、とても読みやすかった。
でも、内容はしっかりしていました。


台所で考えた


芥川賞を受賞したおらおらでひとりいぐも の著者 若竹千佐子さんのエッセイ。
63歳で作家デビューした前後のこと、家族のこと、書くこと、生きることへの気持ちをそのままに表現されています。
土地のことばを交えながら、ずっと書きたかった著者のひとつひとつの言葉の選び方に書くことへの想いの蓄積を感じました。


第一芸人文芸部 俺の推し本。マガジンVol.1


度々、私のnoteで紹介させてもらっているお笑い芸人のファビアンさん・ピストジャムさんの本。
YouTubeやスタエフでの推し本が書籍になって、さらにエッセイとショートショートも。
最初に紹介した「藍を継ぐ海」は、ファビアンさんがおすすめしていたので、読んだんですよね。本でつながるご縁です。
ショートショートは、どうなる?って思わせ、人間の欲にチクりとくる感じがいいよね。


成瀬は天下を取りにいく


これは面白いし、良かった。
成瀬あかり、好き。
あまのじゃくだから、ここまで読まないで来たけど。
「こりゃ人気でるわ」って、思いました。
ストーリーもいいし、キャラがみんないいですもんね。


長くなってしまいました。
お付き合いありがとうございます。
今、読んでいる本も早く紹介したいくらいいい本です。

本を読むのも紹介するのも楽しいですね。


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