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BOOK &LIFE HASHI 開店

「こんにちはー」
ガラガラと引き戸を開ける音とともに、声が聞こえる。

ようこそいらっしゃいました、BOOK&LIFE HASHI 店主のはしです。

当店は、そっと心に寄り添う本屋を目指しています。
そして、みんなの居場所として利用してほしい。

お店を入って右側の本棚には、シェア本棚になっています。
だれでも、棚主になれます。
本屋を始めたい、自分のオリジナル本・おすすめの本をぜひ紹介してください。
価格も棚主様でお決めください。

店の奥の棚は、店主が選んだ本が並んでいます。
ちょっと覗いてみましょうか。

【家族の棚】
向田邦子著「父の詫び状」
清志まれ著「おもいでがまっている」

【仕事の棚】
島田潤一郎著「古くて新しい仕事」

【旅行の棚】
岡田悠著「0メートルの旅」
東松寛文著「リーマントラベラー 週末だけで世界一周」

【幸せっての棚】
安達茉莉子著「私の生活改善運動」

【考えようの棚】
佐々涼子著「エンド・オブ・ライフ」

【戦争の棚】
高木敏子著「ガラスのうさぎ」

【音の棚】
幸田文著「台所のおと」
川端康成著「山の音」

【絵本の棚】
五味太郎著「きんぎょがにげた」

店の左側の部屋に参りましょう。大きなテーブルには、白髪まじりの男性と小学生がノートと本を開いています。
そのそばでは、女性と店主が話をしています。
店主と体調それとも介護について話しているのでしょうか。

ここでは、気兼ねなく集まって、時間を気にせずに過ごすことができます。

妄想本屋

メディアパルさんの#本屋さん開店します企画に参加しています。
【募集企画】あなたもわたしも本屋さんになっちゃおう!#本屋さん開店します(募集期間2024/10/2311/24)|メディアパル

もしも、自分の本屋さんを持つことができたらと妄想することがあります。

自分が読んで心に残った本だけを並べた本屋。

本で人とつながる場所を作りたいと小さな火種がともり始めています。
そこは、子供も高齢の方でもだれでもゆっくりできる場所。

定年後の老人が、子供と一緒に調べものをしたりして過ごす。
自分の趣味をする場所にしてもいい。
つなぐのは本がある空間。

本屋さんの店番は、定年まで働きあげたあの人やあの人にお願いしようかな。
重い荷物の搬送は、力もあるあの人。
定年後や若い人の居場所であり、雇用の場になるとなおさらいい。
もちろん、一番は私自身のため。

お天気がいい日には、小さな車に本をいっぱい積んで、近くに本屋さんがない、遠くに買いに行けない方に向けて、公園で本屋さんを開店させる日も設けましょう。

そんな場所が作れたらと妄想します。

#本屋さん開店します



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はし
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