エンディングにまで世界感の手を抜かないのは凄い!
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介番外編。
前回紹介した知らぬ内に刷り込まれていた音楽たちシリーズ。
今回は同じくルパン三世のエンディング編。
ファンキーでスリリングなオープニング曲に対してエンデインングは物悲しい曲。
昔のアニメは皆このパターンが多かったです。
その流れもルパンが作り上げた感じがします。
初代はチャーリーコーセイ。
完全にハードボイルドの世界観。
渋いですね~。
この曲だけ大野雄二さんではなく山下毅雄作曲です。
二代目はゼ~ッと!で有名な水木一郎。
孤独だったルパンに愛が持ち込まれたエンディング。
て言うか、子供には絶対に理解できない世界観(笑)
完全に大人向けのエンディングですよ。
でも滅茶苦茶良い曲です。
そして新シリーズに入って女性ボーカルに代わります。
唄ってたのはサンドラ・ホーンという女性。
後にサンディーと名を変え、サンディー&サンセッツとして活躍する女性ボーカルです。
どの曲も名曲だけど、やはりこの曲が一番好きです。
これも子供には絶対に分からない世界観ですよね(笑)
楽曲が素晴らしいので多くの女性歌手がカバーしています。
私が好きなカバーを二人紹介します。
何と演歌の大御所石川さゆりのバージョン!
そしてアレンジが大好きなKan Sano!
この二人がルパンのエンディングを手掛けるとはホントに驚きました。
今井美樹のボサノババージョンもあります。
これが中々良い感じです。
その他にも沢山あるけど、この二曲がずば抜けていい気がします。
エンディングの持つ哀愁というか物悲しさは、確実に自分のオリジナルをつくる時に影響を感じます。
知らず知らずの内に刷り込まれていたのは間違いないですね。
次回もアニメのエンデインング編やります。