ジャズ喫茶で出会った甘く危険な歌声
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第10弾!
「BLUE BURTON」 ANN BURTON with the louis van dyke trio
1967年発売
本日紹介するのオランダジャズ界が生んだ不出世の歌姫と呼ばれる女性シンガー。
大学生の頃丁度ジャズの女性ボーカルを集中的に聞いてた時期がありました。
素人なので初めは、サラ・ボーンやヘレン・メリルから始まり、ビリー・ホリデーやエラ・フィッツジェラルド何かを聞いていました。
勿論それはそれで素晴らしいアルバムばかりでしたが、自分のドンピシャでは無かった(この当時の自分の求めているものとしてね)。
そんなある日地元にある唯一の老舗のジャズ喫茶でこの声に出会いました。
何て甘くて危険な香りのする(by山下達郎)歌声何だ!
早速マスターに聞くとアン・バートンという名前を初めて知ります。
早速購入して擦り切れる程聞きました。
聞くというより、お酒のお供だったり、兎に角夜しみじみとする時に流して居ました。
このアルバムの持ち味は確実に艶、下世話に言うとエロ(笑)。
正に自分の思考にはピッタリの音でした。
ジャズはそれ程深くは知識がないのでよく分からないですが、これだけのボーカルとアルバムがそれ程メジャーではないのに驚きます。
全曲上がってましたので皆様に。
特にラストの(SUNNY)が大好きです。