小規模AIR:小須戸ARTプロジェクト2024 参加アーティストの公募を開始!
町屋ラボを拠点に年1度開催しているアーティスト・イン・レジデンス事業「小須戸ARTプロジェクト」を今年度も開催する予定です。
事業実施にあたって、参加アーティストの公募を開始しました。
詳しくはプロジェクトのWebサイトに掲載していますが、こちらのnoteでも、告知させていただきます。
公募の趣旨
小須戸ARTプロジェクトは、2012年の水と土の芸術祭をきっかけに始まった、アーティスト・イン・レジデンスを中心としたアートプロジェクトです。
これまでに延べ20名以上の公募により選ばれたアーティストやクリエイターが、地域に滞在しながらリサーチや滞在制作などを行い、その成果を作品化し、地域の複数の会場で展示公開を行ってきました。
プロジェクトでは、町屋などの空間資源や地域の文化資源に興味・関心を持ち、今後の制作に向けたリサーチや、滞在制作に取り組むアーティスト・クリエイターを募集します。多くの皆さまのご応募をお待ちしています。
2つの参加形式で参加アーティストを募集
小須戸ARTプロジェクトではここ数年、①プロジェクトでリサーチと成果発表を完結させる「成果発表枠」と、②次年度以降の成果発表に向けて地域のリサーチを行う「リサーチ枠」の、2つの参加形式を設けて、参加アーティストを募集しています。
成果発表枠(招聘予定:1組程度)
今年度のプロジェクトにおいて、地域でのリサーチ及び作品展示などの成果発表を行います。
なお、成果発表期間は10月5日(土)~11月4日(月・祝)の約1か月間、展示公開日時は会場毎に調整します。会場によって土・日・祝日のみの公開となる場合もあれば、昨年度は会期中も町屋ラボに滞在して公開制作を行い、毎日展示公開を行った例もありました。
なお、成果発表枠での参加の場合、10月5日(土)にはオープニングイベントとして作家による作品解説を予定していますので、ご参加をお願いします。
リサーチ枠(招聘予定:1組程度)
もともとはコロナ禍で人を集めての成果発表が難しかった中、アフターコロナでの成果発表に向けて、アーティストが地域資源などのリサーチを行うプログラムとして始めたもので、その枠組みを現在も継続しています。
次年度以降の成果発表に向けて、今年度地域を訪れて制作に向けたリサーチを行います。ひとまずリサーチを行った後に、今後の制作プランを時間をかけて練ることができるということで、こちらのプログラムにご応募される方も多いです。
リサーチ先などは必要に応じてプロジェクトから紹介することも可能です。原則として、町屋ラボに滞在しながら5日間程度のリサーチを行っていただき、その成果をまとめたレポートを提出していただき、レポートをプロジェクトのWebサイト等で公開しています。
参加アーティストへの支援
参加アーティストには、プロジェクトへの参加にあたり、下記の支援を行います。
最大9万円の制作費支援
制作費支援は、成果発表枠とリサーチ枠とで金額が異なります。
リサーチ枠参加者には、リサーチにかかる経費や謝礼、交通費などを含む金額として4万5千円を、成果発表枠参加者にはそれに加えて制作材料費などとして追加で4万5千円(計9万円)を支給します。
その他の支援
制作費のほかにも、アーティストの制作を支援します。
リサーチや滞在制作の拠点として町屋ラボを無料で貸し出し
希望するリサーチ内容に応じてリサーチ先の紹介
自転車や工具の貸し出し等も可能な範囲で対応
来訪時や最寄り駅などへの送迎(要事前相談)
参加アーティストが実施する取り組み
作家受入期間
8月中旬(応相談) ~ 10月4日(金)のうち希望する期間
受入期間中に地域を訪れ、今後の創作活動に向けたリサーチ活動(最低5日間程度を想定。活動日が連続する必要はありません。)を行ってください。
成果発表期間
10月5日(土) ~ 11月4日(月・祝)
制作した作品の展示公開等を行います。なお、公開日時は、展示会場毎に事前に調整します。
※原則として11月4日の展示公開終了後に搬出・撤収作業を行い、なるべく同日中に撤収を完了してください。
※会期初日10月5日にオープニング(参加作家による作品解説会等)を予定していますので、必ず参加をお願いします。
想定する制作作品について
当プロジェクトでは、以下のいずれかに該当する作品の制作・展示、そのために必要なリサーチの実施を前提としています。
ジャンルは問いませんが、プロジェクトの主旨に反する判断されるものは、制作・展示をお断りする場合があります。
a)地域の歴史や伝統産業等に関連したものや、そこからアイデアを展開させたもの
例:木瓜などの花卉栽培、小須戸縞、舟運や機業の歴史、信濃川、里山の自然環境等、地域の歴史や特性を読み取り、それを反映させた作品等
b)町屋・空き家の再生や新たな魅力の発見につながるもの
例:展示会場となる町屋や店舗の空間を活用したインスタレーション作品等
c)町屋・町並みの風情の演出につながるもの
例:町並みへ設置するのれんやオブジェ
d)地域住民とのコミュニケーションや体験から生まれる物事を展開させた作品や、地域密着型のアートプロジェクト
具体的な制作例や作品などはプロジェクトのWebサイトのアーカイブページでご覧いただけますので、参考にしていただければ。
応募・選考について
最後に、応募締切と応募方法について紹介して終わりにしたいと思います。それぞれ、以下の通りです。
応募締切:2024年7月21日(日)当日中必着
応募方法:メールで必要書類を提出
noteではこれ以上の具体的な応募・選考方法は紹介しませんので、興味をお持ちいただいた方は、ぜひプロジェクトのWebサイト、公募情報をご確認ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?