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仕事で成功するために必要なのは「能力」?それとも「謙虚さ」?

仕事で成功するために必要なのは「能力」?それとも「謙虚さ」?

仕事で成功するには、誰もが一度は「どうすればいいのか」と考えたことがあるでしょう。
高い給料を得て、部下から信頼され、効率よく仕事をこなすためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか?
今回は、「仕事で成功するには、能力と謙虚さのどちらが重要なのか」というテーマについて掘り下げてみます。

・仕事で成功するための2つの要素

ジェームスクック大学で行われた研究によると、仕事で成功するためには「能力」と「謙虚さ」の両方が必要だということが明らかになりました。

研究者たちは、21歳から77歳までの労働者475人にアンケートを実施し、彼らの同僚の能力と謙虚さ、そして職場での評価を調査しました。

結果は意外でもなんでもなく、能力と謙虚さの両方が成功に大きな役割を果たすことがわかったのです。

・「謙虚なスター」が最も評価される

調査の結果、最も評価が高かったのは「謙虚なスター」と呼ばれるタイプの人たちでした。

このタイプの人々は高い能力を持ちながらも、自己主張が強くなく、仲間に対して親しみやすく接します。そのため、信頼され、職場でも好感度が高いのです。

一方で、謙虚であっても能力がない「謙虚な愚か者」は、仕事ができなくても仲間から好かれる傾向にありました。人間関係において、謙虚さは重要な要素であることがうかがえます。

・能力だけでは成功できない

逆に、「有能な嫌な奴」と呼ばれる、能力は高いが謙虚さが欠けているタイプの人は、評価が低いことがわかりました。
どれだけ仕事ができても、傲慢な態度は周囲からの評価を下げてしまいます。人と人との関係が重要な職場では、能力だけでなく、協調性や謙虚さが重要です。

・謙虚さが成功の鍵

最も評価が低かったのは「無能で嫌な奴」というタイプで、謙虚さも能力も持たない人たちでした。このタイプは職場の雰囲気を悪化させるため、存在自体がネガティブな影響を与えます。

結局、仕事で成功するためには、謙虚さと能力の両方が必要です。
もし、どちらかしか選べないとしたら、謙虚さを選ぶ方が賢明かもしれません。謙虚さは他者との良好な関係を築き、職場での信頼を得る鍵となります。

長く働いていれば自動的に評価が上がるわけではなく、どれだけ謙虚でいられるかが成功の秘訣です。
仕事において、謙虚さを大切にしましょう。

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参考文献
Humility and Competence: Which Attribute Affects Social Relationships at Work?

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