頭のいい学生は勉強時間より運動を大切にしている
頭のいい学生は勉強時間より運動を大切にしている
◆ 頭の良さとライフスタイルの関係
世の中には、勉強が得意な人もいれば、苦手な人もいます。
どうやら成績の良さはライフスタイルにも大きな影響を受けるみたいです。
今回は、アメリカのノバ・サウスイースタン大学の研究をもとに、ライフスタイルと学校の成績について考えてみましょう。
◆ 研究の概要
この研究では、141人の医学生を対象に、年齢、性別、栄養、食事、運動、満足度、ストレスなど、合計18項目の質問を行い、成績(GPA)との関係を分析しました。
◆ 成績とライフスタイルの関係
・ 健康的な食生活
まず、成績の良い学生は健康的な食生活を送っていることが明らかになりました。
例えば、成績の良い学生の42%は、糖分の多いドリンクを週に一回未満しか飲まないのに対し、成績の悪い学生の33%は毎日飲んでいました。
また、果物や野菜を週に4回以上食べる学生の割合も、成績の良い学生の方が多かったのです。
反対に、成績の悪い学生ほどファストフードを頻繁に利用していました。
・ 運動習慣
さらに、運動習慣も成績に影響を与えることが分かりました。
成績の良い学生は、軽い運動や激しい運動を定期的に行っている割合が高かったのです。
・ ストレス管理
ストレスレベルも成績に関係しています。成績の良い学生のストレスレベルは平均6.16で、成績の悪い学生の7.23より低かったです。
成績の悪い学生は、メンタル面でも満足していない割合が高かったのです。
◆ 驚きの発見:勉強時間より運動時間 ◆
最も興味深いのは、成績の良い学生の42%が運動のために勉強時間を削っていることが判明した点です。
通常、成績を上げるためには勉強時間を確保することが重要とされていますが、この研究では運動が成績向上に大きな役割を果たしていることが示されました。
運動することで勉強の効果が高まり、少ない勉強時間でも大きな成果を出すことができるのです。
結論:健康的なライフスタイルが鍵
今回の研究から、健康的なライフスタイルを送ることが成績向上に繋がることが明らかになりました。
勉強時間を増やすだけでなく、運動時間を確保することが大切です。
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参考文献
Cross-Sectional Analysis of the Effect of Physical Activity, Nutrition, and Lifestyle Factors on Medical Students’ Academic Achievement
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC11022033/
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