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友達の多さが痛みを和らげる
友達の多さが痛みを和らげる
オックスフォード大学の研究
対象者:18歳~35歳の健康な107人
平均年齢21.7歳、男性30人、女性77人
・研究の意図
友達の数は個人に多く影響され、その上身体的にも精神的にも関連がある
友達の多さで、痛みに対して感じ方が違うのか調査した
・研究の内容
被験者には性格診断と交遊関係に関するアンケートに答えてもらった
その後、背中に壁をつけて膝を90度にする等尺性大腿四頭筋運動(ただの空気イス)をしてもらい、できるだけ長く耐えるように指示をした
(空気イスの平均タイムは113秒、範囲は26秒~394秒)
どのような人が空気イスを長く耐えられるか調べた
・結論
友達の多い人が長く空気イスを続けられることが判明した(痛みに強く、我慢強いということ)
この結果は多幸感や鎮静作用のあるエンドルフィンが関係している
エンドルフィンは友達と会うと分泌される
友達とたくさん会うことでエンドルフィンがどんどん分泌され、痛みに強くなった
エンドルフィンの鎮静作用は痛み止めとして協力なモルヒネよりも効果がある
つまり、痛み止めに頼らなくても痛みを消し去るのが友達の多さ、ということになる
この研究の友達の定義は、週に一回は連絡を取る人とのこと
参考文献
Pain tolerance predicts human social network size
https://www.nature.com/articles/srep25267
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