リスターの第6回「プロジェクト計画講座」を受けてきました!
今回はプロジェクトのゴールや目標設定などについての授業でした。
ここからは今回受講してきた第6回「プロジェクト計画講座」について紹介していきます!
目標設定の意味と目標の設定方法
目標設定は、目的を達成するために必要となる方針や行動、結果のことです。
目標設定はなぜ必要か
目標がなく、求められていることが曖昧のまま取り組むと、ゴールへ最短距離で向かうことが難しくなってしまいます。
コンサルティングの現場では、目標設定をしないで取り組むことで、顧客からの評価が下がってしまうこともあるようです。
目標設定のステップ
目標設定のステップには、親密な関係である下記のことを設定する必要があります。
KGI(最終目標)
KPI(目標に対しての達成度)
WBS(実施スケジュール)
PL(予算計画)
各項目についてはあとで説明していきます。
目標設定のステップは下記の通りです。
KGI達成のための『施策の洗い出し』
実施項目を明確にするための『KPIの設定』
スケジュールを組み立てる『WBSの策定』
「売り上げ」「コスト」の予測を立てるための『PLの策定』
目標設定はプロジェクトを実施するための最低限の下準備となります。
このように目標を設定することで、関係者全員が共通の目標を持つことができるとのことです。
『KGI』『KPI』『施策』について
ここからは『KGI』『KPI』『施策』について説明していきます。
KGIとは
KGI(Key Goal Indicator)は「重要目標達成指標」のことです。
会社全体のゴールや最終目標の指標がKGIです。
KPIとは
KPI(Key Performance Indicator」)は「重要業績評価指標」のことです。
事業目標を達成するために、目標に対する進捗状況を数値化したものです。
施策
施策はKGIを達成するための実施事項です。
ロジックツリーを使用してMECEを洗い出し、最適な実施事項を選定する必要があります。
設定する順番は「KGI」→「施策」→「KPI」となります。
ロードマップ
施策は事業フェーズによって変化していきます。
その変化を予測するために『ロードマップ』を作成します。
ロードマップで事業をフェーズに分け、「売上」「人員」「事業内容」「販売戦略」がどのように移り変わるのか予測することができます。
また、施策が明確になったら、KPIや『収支ロジック』を洗い出していく必要があります。
ここでの説明は割愛しますが、収支ロジックについては問題が用意されていたり、目標設定のためのフレームワーク(SMART)や、カスタマージャーニーマップについても詳しく説明がありました。
WBSの策定
WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)のことで作業を分解して構造化する手法です。
WBSの目的
WBSの目的は「プロジェクト完了までの全作業を抜け漏れなく洗い出すこと」です。
WBSには「施策・TODO」や、「開始・終了日時」、「担当者」などを記載していきます。
不明瞭な工程も出てきますが、予測を立てておくことで、修正が素早くできるようになります。
ここでも施策を行うためのTODOを、ロジックツリーを用いて洗い出していきます。
順序設定
作業の順序は、最初にすべき作業や、その次に行う作業を考えて設定していきます。
順序設定は、前の作業が終わらないと、次の作業を進めることができない「依存関係」に注意が必要です。
担当者
担当者は、「責任の所在」と「コミュニケーション」の点で明記しておくべきとのことでした。
アクションPL
計画を実現するためには施策の構成要素から計算をし、1年間で「何をすべきか」というプランを定めて『アクションPL』という計画に落とし込む必要があるそうです。
アクションPLの策定には前項で説明があった「施策」「収支ロジック」「KPI」「ロードマップ」をベースに『売上計画』と『コスト計画』を作成する必要があります。
ここでは、売上計画はなにを参照して作成していくのか、コスト計画については「売上原価」「固定費」「変動費」などの例や算出方法についての説明がありました。
まとめ
今回の授業は、聞きなじみのない単語が多いため少し難しく感じてしまいましたが、途中で簡単な問題が出されたため理解することができました。
また、以前習ったロジックツリーやMECEが多く出てきたため、復習しながら学ぶことができました。
目標設定については、すぐにたくさん経験することは難しいかもしれませんが、しっかりとその目的や手順は覚えておく価値はあると思いました。
参加した「リスター」についてはこちらです!