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#0017 人事のプロを目指す有志による研鑽の場「壺中人事塾」学びのシェア 学習会〈労務コース〉Start!
こんにちは。「人事千壺」編集の島居慶美です。今回は、人事のプロを目指す有志による研鑽の場「壺中人事塾」の学習会の様子をお届けします。「人材マネジメントコース」に加え、2024年9月開講(8期)より新たに「労務コース」が新設され、メインコースを選択したうえで、両方学べる充実のプログラムとなりました!開始後の状況を塾生の感想等もご紹介させていただきつつ、どんな経緯で「労務コース」を新設したのか、その背景や想いもお伝えします。
「学習会」学びのシェア(塾生の感想より)
早速ですが、「壺中人事塾」8期がスタートして、現在3回目が終了。8期の皆さんはSNSを活用してInputをすぐにOutputすることを実践されている方も多く、まずはその一部をご紹介させてください。
最初は【ぽん】さんのnoteです。塾開始前はどんな準備から始まるのかや学習会での学びも丁寧に綴られていて、振り返りとしてすぐにOutputされています。労務コースでは、講師岩田さんからの「メガネ」というキーワードから、これまでのご経験や別の学び場で得た知識をご自身の中で編集し深めれられていて素敵です。
続いて、こちらは【ねこやなぎ】さんのnote。事前準備、当日の本題前、実施内容(学び)、番外編として放課後まで、どのような順で何をしてどういう学びがあったのか、時間軸で具体的なイメージがわきやすいように記されています。学習会の場を通じてのご自身との対話、内省により、次の一歩に繋がる気づきが毎回読み手にも良い刺激を与えてくださります。
最後に、こちらは卒業生であり、今後ファシリテーターをされる予定の【さき】さんのnote。ご自身の振り返りとして、そして学びや体験をシェアしたいという想い溢れる、読み手へのgiveたっぷりの記事。とてもきれいにまとめられており、この全6回を読むことで、思考が整理され学びが深まります。
壺中人事塾は、「人事」に真剣に向き合う本当に素敵な学び人が集う塾(コミュニティ)になっています!塾生も、講師やファシリテーターも、場で起きることも…お伝えしないのはもったいないと感じることがすごく多く、これから情報をどんどんお届けしていきたいと思います。
「壺中人事塾」とは
順番は前後しますが、ここから「壺中人事塾」についてです。『図解 人材マネジメント入門』をはじめ〈理論と実践100ツボシリーズ〉の著者坪谷邦生さんを塾長とした人事のプロを目指す有志による研鑽の場です。「人事とは、人を生かして事をなす」そのために必要なものは、体系的な知識と仲間との研鑽だと思い、2022年1月に壺中人事塾を開塾。現在は8期を開講中で、塾生の声によりスタートした卒業生が再び入塾する「リピータークラス」も毎回募集早々に満枠となる人気クラスとなっています。
なぜ始めたのか、塾長坪谷さんの想いや経緯は、以下のnoteに綴られています。ぜひご覧ください。
「壺中人事塾」で行うこと ❶学習会❷対話会❸研鑽会
「人事のプロを目指す有志による研鑽の場」ではどのように研鑽を行っていくのか。具体的には、期間は3カ月(90日間)、オンラインで週2回、講師やファシリテーター、メンバーと一緒に対話と実践を繰り返し、学びを深めていきます。学習会、対話会、研鑽会の3つの会が有機的に作用し、人事のプロフェッショナルとしての研鑽、意志や持論の形成に繋がります。
❶「学習会」<人事の基本・原理原則>全10回/月3-4回
❷「対話会」<知の交流>全3回/月1回
❸「研鑽会」<振り返りと実践>全12回/毎週
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<壺中人事塾で得られること>
・人事の基本や「原理原則」
・人事の「実践的挑戦」の機会
・人事のプロフェッショナルとして研鑽を続ける「仲間」
・人事として新たな創意工夫を生み出す「知の交流」
・人事としての「意志」「持論」の形成
▼「壺中人事塾」紹介ムービー(1:25)はこちら▼
「壺中人事塾」にはどのような人が集っているのか
そんな壺中人事塾で90日間一緒に研鑽しあうメンバーには、どのような人が集っているのでしょうか。これまで100名以上の塾生が参加しており、人事担当者、新任人事、人事管理職、人事責任者・CHROと様々な背景を持ちながら学びあっています。ポジションや企業規模なども様々ですが、壺中人事塾では完全匿名。メンバー同士の会社名は非公開でニックネームで呼び合うため、肩書など気にせず互いに一人の人事パーソンとして関わり合える点も特長です。
塾長の坪谷さんや講師岩田さんから直接学ぶ学習会や、実践経験豊富なファシリテーターと共に日々の実践から学び合う研鑽会など様々なアプローチで、人事のプロフェッショナルとして自信と持論を形成する3ヵ月間となります。書籍からの学びだけでなく、今後に繋がる仲間たちとの出会い、磨き合いも多くあります。
「人事をやっていく上で一生の仲間が見つかった」という声も少なくありません。
<塾生の声>
「体系的な知識を得ることで、現場での対応力が格段に向上しました。」(IT企業管理職)
「仲間との対話を通じて、自分の考えを深めることができました。」(不動産業界人事担当)
「実践的なノウハウを学び、自信を持って業務に取り組めるようになりました。」(商社人事担当)
「匿名での参加により、本音での議論ができました。」(スタートアップ人事責任者)
「人事の基本から学び直すことで、新たな視点を得ることができました。」(製造業人事部長)
「学習会」<労務コース>新設の背景
続いて、今まで1つだった学習会が2つになった背景についてです。開塾当初より、『図解 人材マネジメント』をテキストとして学習会を進め、人事への異動が間もない方から人事責任者まで様々な立場の方が、異なる視点を持ち寄り学びを深めてきました。人事責任者においては、多くの場合「人材マネジメント」だけでなく「労務」も含め全体を統括されています。塾生の方々との関わりを通じて、労務で一度難しい状況に陥ると立て直しは至難の業であり、人材マネジメントも含めて、人事領域全体が崩れてしまうということを目の当たりにし、土台としての「労務」の重要性を再認識したことなどがきっかけで、『図解 労務入門』を執筆に至ります。
塾長坪谷さんと当時塾生だった古茶宏志さん、労務領域のプロフェッショナルとして第一線でご活躍の社会保険労務士岩田佑介さんの3名で、約1年かけて執筆されました。その後あらためて、”今後は、「人材マネジメント」と「労務」の両面をあわせ持ち「人事」として力を発揮する仲間を増やしていきたい。”と、岩田さんに講師をお引き受けいただき「労務コース」の開講に至りました。(感謝!)
さらに詳しい経緯は、以下の動画をご覧ください。壺中人事塾の立ち上げから関わりファシリテーターを務める吉田さんと塾長坪谷さんが、壺中人事塾のこれまでと今、これから、そして”壺中人事塾「労務コース」”の経緯や想いも対談形式で語っています。
▼対談動画 "壺中人事塾 労務コース新設"
【塾長】坪谷邦生×【ファシリテーター】吉田洋介氏(人事図書館 館長ほか)
<内容>Total24:48
00:00 チェックイン
00:48 壺中人事塾のはじまり
02:47 壺中人事塾での葛藤と人事図書館とのつながり
08:41 今後の壺中人事塾
13:01 人材マネジメントと労務 ☚学習会に関してはこの辺りからです
15:55 壺中人事塾「労務コース」START
22:20 人事としてプロフェッショナル
「学習会」ですが、具体的には、各々の公式テキストを用いて、1回につき1章(1テーマ)ずつ事前に読み込みます。当日、講師からの「問い」に対して、各自の考えをシェアし、様々な視点に触れながら、人事の基本や原理原則を学び持論の形成へと繋げていきます。
■「人材マネジメントコース」
講師:塾長 坪谷 邦生さん
公式テキスト:『図解 人材マネジメント入門』
■「労務コース」 NEW‼
講師:『図解 労務入門』共著者・社会保険労務士の岩田 佑介さん
公式テキスト:『図解 労務入門』
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少しでもイメージをつけていただける内容をお届けしたいと思い、先日からYouTube公開を開始しましたが、今後、体験イベントなども予定しています。ちょっと覗いてみたい、体験してみたいという方は、ぜひ無料イベントにもご参加ください。
なお、今期の開催予定は以下になります。
❶2024年10月16日(水)20:00‐21:00
❷2024年12月 4日(水)20:00‐21:00
❸2024年12月18日(水)20:00‐21:00
告知前の場合は、Peatixアカウントをフォローしてお待ちいただけると嬉しいです。
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