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言葉に裏はない

「ナミビアの砂漠」を鑑賞した
観なきゃよかった


けど観てよかったし、観なければならないタイミングだったし、今の精神状態で観られてよかった


なぁんにも理解できない
でも多分、理解できないように生きていたいだけだな

理解することや、共感することだけが
映画や本を観たり読んだりする理由ではないから
こういう気持ちだって分かれてよかった


二十代前半、不安定で
だけど親を含む他人の前ではあまりそれを出せず
1人の時に暴れながら叫び泣いていたこと思い出した

そして、今の自分が考える
妊娠や中絶に関すること、例えとして出た「ロリコン」とかとか

もう本当に鑑賞中苦しく、揺さぶられて
画面から目を逸らしたり深呼吸しないと無理だった


考えることと、実際に行動することが違う人間
って怖いのかな?
考えるままに動く人間の方が怖い気もするけど…
それはそれで素直ってことになる?


わたしは完全に信じ込んでしまった台詞があって
さっさとそれについての会話をすれば、こんなに2人ともが痛くてつらい想いしなくて済むのに…
って考えたのだけど
パンフレットを読むと、それはカナの嘘だったらしく


本当にわたしは額面通りというか
そこから想像する力が弱いな、と感じる

瞬時には考えを巡らせることが出来ないし
言葉の裏なんて、考えたって分からない
悪い方向の思考も良い方向の思考も、したくないだけか…?

だけど、他人のことなんて
本当に、絶対に
わたしの中だけで分かることなんかない(想像することはできるけど)
でも言葉にしてくれたって、それが本当かは分からない

堂々巡り


だからもう、その人自身から発せられた言葉や文字以外は色々考えないようにしてる
又聞きも信用しない



感想を書いていたつもりが自分語りに………
あと数日間はこの映画に引っ張られて生きるので

テンションがダダ下がっていることだろう


最初にまとめてた感想の一部
誰かに異常に心を晒すことは怖いことだけど
それが必要な時もいつかくるのかな



だけど
最後の2人がハンバーグを食べるシーン
なんだか、あたたかかったです


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