![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149598032/rectangle_large_type_2_a1616510a2ca5216747968f24bf2e89b.png?width=1200)
貼られたレッテルと人格形成
こんにちは♪
暑い!暑い!暑い!夏ですね。
熱中症にはお気をつけ下さい。
皆さんこんにちは!
人の本質って何でしょうか?
人の人格って何でしょうか?
もちろん先天性の気性が荒い・穏やか・気が小さい・大きいこれは60%くらいはあると思っています。
では残りの40%は?
私はここは「無」だと思っております。
この「無」は成長過程において、様々な外部的な情報から相対的に自己認知をしていき「自己というアイデンティティ」が形成されていきます。
①「アイデンティティ」が先天性の人格等とは逆のものになるケース
②「アイデンティティ」が先天性の人格等を助長するケース
それぞれのケースがあると思います。
①について
何故か。それは、先天性の人格、体格、容姿等に対してのコンプレックスを、後付けの「アイデンティディ」で埋めようとするから。
人の目や人からどう思われるかを、非常に気にするタイプに多い。
また、テレビアニメや漫画、小説、友人など、外部的な影響を受けやすいタイプです。
例えば
背が小さい男性(先天性)→ 見栄っ張り(アイデンティティ)
気が小さい男性(先天性)→ ヤンキー化する(アイデンティティ)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149598121/picture_pc_834c8e6f0e237c81c3a9bdfd1451e422.png)
②について
いわゆるこれが天才と言われるタイプ。
天性の親から受け継いだ才能や、能力を、そのまま生かし伸ばす。
良い意味で周りとの協調性や、人からの見られ方を気にしないタイプ。
幼年期は神の子と称されるが、思春期~青年期では奇人変人扱いされることが多い。人に流されることがないがゆえにこんな自分になりたい!というものがあまりなく、気が付いたら天才になっている。
しかし、思春期~青年期までの間にかなりの人間関係においても摩擦が起こる為、ほとんどの人が、①のタイプに変わってしまう。
②のまま大人になれるのはほんのごく少数です。
だからこそ、素晴らしい天性の才能を引き継いだ子は、周りの摩擦で潰されないようになってほしいですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149598374/picture_pc_f686184933c1ca634d79a774cea52401.png)
今回は①に該当する人のお話をしていきます。
今回の話は「貼られたレッテルと人格形成」
子育てや、仕事においてとても重要なテーマとなります。
上司や、先輩、親の言葉で部下、子供は「殺される」こともあれば「輝きながら生きる」こともあります。
当たり前ではありますが、
親や上司が、
「お前はダメな奴だ」
「お前は出来損ないだ」
「お前が馬鹿だ」
「お前はポンコツだ」
「お前は頭が悪い」
こんな言葉をかけ続けたら、本当にその通りの子供や、部下になります。
上司や親としては「事実」を伝えてるだけだ!「事実」を伝えてやらねば、成長はない!などど言いたくなるかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149598567/picture_pc_730c64e48f4a21aaa49aad347da3a646.png)
でもこれは違う。あくまで【上司や親】の尺度やレベルから見たら、【ポンコツ】なだけであり、その子の世界観では決して【ポンコツ】ではないのです。
上司や親の立場でありながらそんな言葉をかけているあなたが【ポンコツ】です。今すぐ、降格してください。今すぐ、親をやめてください。
人のやる気を無くす天才です。人を潰す天才です。
親や、上司からこのような言葉を投げられると、
人間はプラシーボ効果により、本当に自分はポンコツなんだ。と認知し、
ポンコツな動きをするようになります。
つまりあなたの部下や、子供がポンコツなのは、
「ポンコツ」だから「ポンコツ」なのではなく、
「ポンコツ」という言葉をかけたから「ポンコツ」になっているのです。
そして段々とポンコツが「アイデンティティ」となっていってしまうのです。
言葉が相手の人格までも作ってしまうのです。
つまり貼られたレッテル通りの人格になってしまうということです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149598855/picture_pc_4dafc5b0c19b58a3269c672dc5ce141c.png)
ではどうやって、部下や子供に言葉をかけたらよいのでしょうか。
例)
書類仕事が致命的にできない。営業成績も一番悪い。失敗ばかりしている部下。
営業成績だけで見たら「出来損ない」だよね。あくまでこの世界の中での比較だとね。
でもね、ナルトもアカデミーでは落ちこぼれだった。でも結果火影までなった。ナルトに成れるチャンス!
どれだけ失敗しても「絶対にあきらめないど根性」これをテーマに頑張っていこうぜ!ナルトはそれで火影に上り詰めた!
このような形で【出来損ない】というレッテルを【絶対にあきらめない漢】というポジティブかつ本人のスイッチが入るような言葉にリフレイミングして伝えてあげてください。何度も何度も。その子本人よりも、上司が信じてあげてください。
すると、本当にその人格に人は変わります、
先述したポンコツ上司であれば、
この子のことを「ポンコツ」「出来損ない」というでしょう。そして今どうしていくかの行動変化を求めます。
すると、部下はどんどんポンコツになってしまいます。
上司であるあなたがポンコツにしているのですよ。
以上まとめです。
人は、外部的要因で人格を形成していく。
そうでない人は天才タイプ。
外的要因からの影響にてアイデンティティを形成する人は、基本的には外部的な影響を受けやすい。
部下や子供への声掛けは「ネガティブ」な言葉でレッテルを張ってはいけない。
「ネガティブ」をポジティブに変換してレッテルを貼ってあげること。
そのレッテルを貼り続けると、人はそのレッテルの言葉通りに動こうとする。
言葉は太陽であり、我々は、植物である。
植物は太陽に向かって伸びていく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149599288/picture_pc_40ba601f02b738391bdf512b4cfca380.png?width=1200)
そんな風に思う今日この頃です♪
ありがとうございました。
こちらもぜひ見てください♫