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叱らなくてもやりようは色々ある

こんにちは!スマイルです。
今日は、放送でユーモアを交えながら話したら、朝から気分も晴れたよって話をします。
小雨が降っていたある日、子供たちは小雨が降っているのを知っていながら校庭で元気よく遊んでいました。
しばらくすると、小雨が急に激しい雨へと変わりました。それでも子供たちは校庭で遊んでいます。本当は自分自身で、「そろそろ中へ入ろうぜ!」的な判断をしてもらえればよかったのですが、その様子がないので、中へ入るよう放送で指示を出すことにしました。
いざ放送・・・。
「校庭で遊んでいる児童のみなさん・・・・」
すると、この続きを言う前に全力で校舎へ戻る子供たちが見えるではありませんか。
その姿を見た私は、「50メートル走並に一生懸命走る姿かっこいい!先生が全てを言う前に動くその判断!さすがです。走るのはいいですが、校舎に入ったら安全に落ち着いて教室へと戻ってください」
というようなことを熱い実況中継並に話しました。
この放送をした時、職員室や校舎にいる人は笑いに包まれました。
もしこの時、「校庭で遊んでいる児童のみなさん、雨が降っているので校庭へ入ってください」と叱り気味で言ったとしたら、子供たちには、「朝から叱られた・・・。」ということしか残らなかったでしょう。もちろん指導には叱る場面も必要です。ですが、この場面では、私が全てを言う前に行動へと移していました。叱るよりもそういった実況へとシフトした方がいいと思いました。何回も言いますが、自分で判断することが1番望ましいことは職員も私も十分承知の上です。しかし、叱らなくてもやりようは色々あるな~とも感じた瞬間でした。

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