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係活動を活性化させよう!実践編


こんにちは!スマイルです。
今回は前回に引き続き、係活動について投稿します。
まず、係活動を活性化するのに、必要なことは全部で三つあると考えます。
それは、
①時間の確保
②活動するための道具(物)を揃える。
③活動スペースの確保
④頑張りを伝える・見える化させる。

①時間の確保について

係活動が活性化しない原因として考えられるのが、子供たちに活動の時間を与えることができないというのが考えられます。なので、最初のうちはこちらから意図的に活動できる時間を設定してあげる必要があります。私の今までの時間の確保のしかただと以下のようなものがあります。
①朝の時間
②休み時間
③学活の時間
④給食の時間
⑤すき間時間
⑥帰りの会の時間
となります。
①・②・③はわりと使われている先生が多いのではないかと思います。
④の給食の時間は、係メンバー同士で集まって、次の企画の話をする時間にしています。コロナも緩和され、給食の時間に話してもOKであれば何週間かに1回は開いてあげるといいと思います。
⑤は課題が全て終了している児童などは読書の代わりに係活動に取り組んでもいいことにしています。ただし、メンバー同士で集まると周りにも迷惑がかかるので、基本は自分でできることとさせてもらっています。
⑥は、帰りの会を週に1度なしにして10分ほど係活動の時間を取るという方法です。それなら早く子供を帰したほうがいいという先生もいらっしゃるかもしれませんが、予め子供たちにそのようにするよと伝えておけば、いつもの下校時刻と変わらないので反感を買うことないと思います。
というように、上手くこちらで時間を確保してあげることが活性化につながる第一歩だと思われます。ちょっとした時間を与えるだけで子供たちのやる気につながります。

②必要な道具(物)を揃える

次に紹介するのが、必要な道具(物)を揃えることです。
私は、係専用のカゴを用意しそこに必要な道具を全て貸し出しています。
カゴの中には、プロッキー、ホワイトボード、Sサイズ木目調ホワイトボード(吹き出し)など、ホワイトマーカーペン、切った画用紙(係による)、いいねポイント用紙、○月のカレンダーが入っています!
カゴに入らないような物(画用紙やスケッチブックなど)は使用していないロッカーなどに入れています。係によってもカゴの中に入れている物が変わりますが、大体はこのような物が入っています。このように、自分たち専用の物があれば、道具の使用順番待ちということがなくなり、ストレスなく活動することができます。そしてはっきり言いますが、物はほとんど自己投資で揃えています。学校で貸し出せる物も多少はありますが、やはりそれだけでは難しいので、何年かかけて少しずつ買い揃えました。ほとんどは百均なので、ぜひ買い揃えるという人は我々の聖地である百均で買い揃えてみてください。

③活動スペースの確保

三番目に紹介するのが、活動スペースの確保です。
私のクラスでは、お知らせをホワイトボードに書いて掲示します。
なので、お知らせなどを掲示する場所が必要になってきます。
また、例えばイラスト係などは描いたイラストを掲示してほしいなどの要望もあるので、掲示できるスペースなども必要になっていきます。ICTを活用してデータで残しておくパターンもありますが、できる限り子供たちの作品などを掲示し自分たちだけのすてきな教室にしたいと考えています。決して掲示をしないことが悪だとは言っておりませんのであしからず。

④頑張りを伝える・見える化させる

最後に紹介するのは、頑張りを伝える・見える化するです!
その手段として挙げる一つ目は通信に載せるです。
通信に載せることで保護者にも頑張りが伝わり、子供たちも通信に頑張りが載ったことでやる気の継続に繋がります。
通信は出しても出さなくてもどちらでもいいものですが、私は出したほうがメリットが大きいように感じます。※この話はいずれまた・・・
次にThank youカード作戦です。これは、係が活動する中ですてきだなと思った自分以外の係に対して、感謝の気持ちを伝えるカードです。これを係の人たちにプレゼントします。この活動を行えば、自分たちの活動で周りの人たちの役に立っていることも分かり、自己有用感も育まれます。この活動は主に低学年から中学年くらいには絶大な効果を発揮します。もちろん高学年でも取り組めます!

子供たちが実際に書いたThank youカード

このように見える化していくと子供たちのモチベーションは確実に上がっていきます!この活動を継続していくコツは、まずは先生が積極的にこの活動に参加することです。先生自ら感謝の気持ちを述べることで子供たちは嬉しくなりますし、子供たちも先生に続いてどんどん書いていきます。そして継続するさせるためのもう一つのコツは、「ベストワード」を決めることです。「ベストワード」とは、Thank youカードの中から、もらって一番嬉しかった言葉を決めるものです。これを月に一度開催します。「どれもすてきな言葉だよ」という前置きをしつつ、それでもやっぱりこの言葉がもらって一番嬉しかったというものを決めさせます。そうすることで、Thank youカードをたくさんもらうことだけを重視していた子も、友達からもらったカードの内容を真剣に見る時間を与えることができます。さらに、Thank youカードを書く側も、どんな言葉を書けば、係の人たちに自分の思いが届くかを意識して書くようになります。そして、これからも継続して感謝の気持ちを伝えようとなっていきます。このサイクルにすることにより、活動が活性化されます。他にも、係活動を会社活動にすることやふりかえりを行う、係活動の報告会を開くなど、活性化させる手立ては他にもありますが、他にも聞きたいですというお言葉をいただけたら書こうと思います。

実際のThank youカード
サイクルのイメージ

見てくれてありがとうございました!また、自分が書きたいなと思ったことがあれば書いていきたいと思います。学級経営でこんなこと知りたい!という要望があればそれについても書いていければなと思います。夏休み中にまた更新していきたいと思います。それではまた!









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