22. さみしくない退職ってはじめてだ
2020年が明けて、あっという間に1月も終わりますね。
超私事ですが、1月末をもってキャスターを退職します。
昨年の4月に入社して短い間でしたが、キャスターで働いた日々は、わたしの中の働き方に対しての概念が良い意味で丸ごとぶっ壊された、とても濃い毎日でした。
関わって下さったみなさま全てに大感謝!の意味も込めてnoteを書かせていただきます!
1. 闇アカを捨てて得たもの
実は7年物のTwitterアカウントを持っていました。
前職は大手の人材派遣会社で、1にコンプラ、2にコンプラ、SNSはやってもいいが個人で楽しむだけにとどめるべきもの、会社のことや自分の仕事についての考え方などは発信するんじゃないよ、とにかく情報漏洩や炎上だけは避けてよね的な空気の中で働いていましたから、実名でSNSするとかあり得ん!だったのです。
だから、日々の出来事や愚痴や世の中に物申したいことなんかを呟き、吐き出すための実名ではないTwitterアカウントを持っていました。
自らは仕事のことを呟かないまでも、気になるのはやはり人事系・人材業界の方のツイート。でも、ひっそりとやってるアカウントですから、色んな人に絡みたくても絡めなかったのですよね。
で、ある日、派遣会社辞めたし(その時は専業主婦だった)、もうオープンにSNSやってもいいよね!?ってことで、7年分の仄暗いアカウントは捨て、心機一転新しいアカウントを作りました。
片っ端から気になる人のアカウントをフォローしているときに見つけたのがこちら。
え?わたしのことでは?と思いました。
て言うか、在宅派遣おじさんって何?最初は、在宅で派遣社員として生計を立てているおじさんなの?と思いましたが。
派遣業界でゴリゴリ・・・て。
一応11年は働いていたわけだし、該当してるよね?
でも、何やるのかしら?そもそもbosyuって何?
募集じゃなくてbosyuと書くのが流行りなの?
(ていうくらいTwitterリテラシー乏しかった)
まあ、在宅で派遣社員できるなら、それで生計を立てるおばさんでもいいかなって。(まだ在宅派遣っていうものを理解していなかった)
そして、在宅派遣おばさんになれるかも?とリツイートしたところ、おじさんからすぐDMがきて、すぐオンラインで話して、なんかすぐに仕事が決まりました。
何かを捨てると新しいスペースに新しい物が入ってくるってよくいうけど、これ?わたしの人生にSNS転職が舞い込んできました。
2. あと5年若かったら×リモートワーク
キャスターでの仕事はわたしにとって人生初のフルリモート。使うツール、チャットでのコミュニケーションの取り方、ペーパーレス、電話なし、業務の進め方など、正直最初の1ヶ月は白目を向いてました。家で働いているにも関わらず疲れ切っているわたしを見て、夫はいつも不思議そうでした。
派遣事業については経験があるからそこは良いとしても、新しい環境に飛び込み、新しいことを取り入れていくのが結構きついんだなわたしは、とひしひしと感じました。新しい環境に飛び込むの得意だったはずなのになあ・・・あと5年若かったらなーと100万回くらい思いました。やっぱりおばさんだなあ、と。
それでも何とかリモートワークに慣れた今、キャスターの「リモートワークを当たり前に」が自分の中では完全に当たり前になったし、全国のおばさん、おじさんは一刻も早く取り入れてみる、チャレンジしてみるべき!と思ってます。今日が一番若いのだからね!(もちろん若い人もね)そして、リモートワークが当たり前の世の中になることをミッションに掲げるキャスターを今後は外から応援し続けます。
3. 『在宅派遣』の良さって?
キャスターの在宅派遣事業部にジョインして、1年ぶりに派遣の仕事に戻りました。たった1年の間にも派遣の法律の変化、派遣事業を取り巻く環境も変わったのだな、と感じました。
11年近く派遣会社で働いていたから、派遣はやり切ったなと思っていましたが、在宅となるとまた一味違って、在宅派遣だからこそ整えなくてはならないルールや派遣スタッフのフォローの仕方、など学びになることばかりでした。
派遣って、何となくネガティブなイメージが付きまとう働き方だと思います。非正規、収入が低いとか安定しない、すぐ首を切られる、とかね。これは派遣会社がいくら「そんなことない!!!良い働き方だよ!!」と叫んでみても、この数十年みんなの持っているイメージが変わってないわけだから、仕方ないことでもあると思っています。(ただし、叫び続けることは派遣業界に身を置く人の最低限のミッションだと思っています)
わたしは自分自身が派遣社員の経験があることもあり、昔から言い続けているのですが、『意図的に派遣(という働き方)を使う』という視点を持って欲しいなと思っています。
定年までずっと正社員で同じ会社で働いて、給与も上がっていくなんてもう夢物語でしかありません。自分の働き方は自分で選びとる覚悟を。誰かに用意された働き方や仕事に乗っかるだけではもうやっていけない時代に突入したんじゃないかな?と。
だからこそ、派遣でしか入れない会社で経験を積むとか、さらに在宅という働き方を自分に取り入れて視野を広げるとか、在宅でしか働けない事情がある人は在宅×派遣を試してみるとか、自分にとってベストな働き方って何なの?って考える選択肢の一つとして『在宅派遣』って最もHOTだと思うんですよ、どうですか?
今募集中の案件を載せておきますよ♡
4. 2代目在宅派遣おばさんは誰?
幾度となく、在宅派遣おばさんとおじさんて夫婦なの?と聞かれましたが、改めてお伝えします。
婚姻関係はございません。
※ただし、退職のときに部署のメンバーからもらった寄せ書きに、おじさんから「伴侶を失う悲しみがあります(だが婚姻関係はない)」と書かれていて、わたしもだ(だが婚姻関係はない)と感じたのは内緒
そして、在宅派遣事業部を卒業するにあたり、在宅派遣おばさんの名前も返上せねばなあ・・・と思っていたら、2代目を引き継いでくれる人が!!!
2代目は『在宅派遣のふるさわさん』です。
しかしながら、ふるさわさんはおばさんではない。わたしの業務も引き継いでくれて、コーディネーターも営業も出来ちゃうスーパーお姉さんです。以後、お見知り置きを!!!
5. おばさん、何するの?
じゃあ、初代在宅派遣おばさんはどこへ?何すんの?ただのおばさんに逆戻り?って思ったあなた。安心してください、ちゃんと働きますよ(ちょっと古い感)。
キャスターと同じく昨年の春から、キャリアカウンセラーとして携わっているミートキャリアへ2月から正式にジョインいたします!
わたし自身がここ2年くらいで、自分に合った働き方って?っていうことにひたすら向き合ってきました。大手で定年まで働くレールも降りたし、収入が減る怖さに直面したり、専業主婦もやってみたり、大手も中小もベンチャーも経験したし、転職してリモートワーカーとなって、複業にもチャレンジして。
やっとのことで今、自分に合った働き方が出来るようになってきた感があります。
でも、今後も働き方ってアップデートしていかないといけないな、と感じています。働くこと、仕事をする上で自分が大切にしたいことや優先したいことってずっと同じではないし、自分の年齢や家庭環境、ライフステージに合わせた働き方を自分自身で選べるように、常に自分に向き合っていくこと、自分の中に選択肢を持てるように柔軟であること。
誰もが自分に合った働き方が出来る世の中になるように、今までやっていたキャリアカウンセリング以外にも、色々やっていくんだぜ!
ということで、ミートキャリアでの活動はまた改めて書きます!
<最後に、キャスター&在宅派遣事業部のみなさまへ>
短い間でしたが、リモートワークのイロハも分からぬおばさんを暖かく受け入れて下さってありがとうございました!
全国に散らばっているメンバーとオンラインで繋がってチームとして仕事を一緒に出来たこと、画面越しでしか会ったことないメンバーもたくさんいたけど確かに繋がりやそれぞれの方の想いを感じられた、とても貴重な経験でした。
わたしが在宅派遣事業部に残せたものって全然ないな〜と愕然としています。例えるなら、お祭りで御神輿担いでるみなさんの周りを団扇を持って、わっしょい!わっしょい!と言ってただけじゃん、わたし・・・と思うばかりです。
今まで何社も退職を経験していて(経歴が多い笑)退職にはさみしさが付きまとうものでしたが、今は全然悲しくありません。
なぜなら、みんなオンラインにいるので、いつでもまた繋がることが出来そうだし、すぐ会えるから。
またどこかで一緒に働けますように。その時まで、おばさん頑張る!
わたしは常にオンラインで漂っていますので、これからもよろしくお願いします!(直近でオフラインで会う人たちもよろしく笑)
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