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【思考ログ】生き抜くこと

小さな庭と、100円の種。

6月に種を植え、1週間で発芽が始まる。

肥料を与えていないから、成長する株は少ない。

それでも発芽したうちの2割程は花を咲かす。


よく頑張ったなぁと感心する。


同時に、『生き抜く力』を目の当たりにする。

開花まで成長する株。
発芽したものの成長が止まってしまう株。
発芽さえ出来なかった種。


個体差はあれど、
生き抜くことに全力で望んでいる。


植物を愛でることは、
人生を俯瞰することだと感じる。


環境という受動的なものに、真っ向から立ち向かう。

一方で、季節がくれば種を飛ばし、より快適な環境を求め、植生域を拡大しようとする。


植物は、
いま居る環境に縛られることも無ければ、
いま居る環境に失望して諦めることもない。


明日はどんな花が咲いているのだろうか。


僕は人生にどんな花を求めているのだろうか。


子供と花を眺めながら、
ふと、そんな事を思ったのでした。

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