パリジェンヌに学べ!
『フランス人は10着しか服を持たない』を読んで、さっそく服の整理をした。
「10着しか持たない」と言っても、文字通り10着に絞るということではなく、似合わない服やほとんど着ていない服、着古してボロボロだけど捨てられない服は潔く手放して、自分が本当に着たいと思う服だけを残すということ。
本に出てきた服の整理をするときのポイントは4つ。
そして、私がいちばん「これだ!」と思ったのは、自分のスタイルのテーマを決めるということ。個性的でおしゃれなファッションが好きなら「エキセントリック・シック」イギリス王室のような服装が好みなら「レディライク・シック」みたいに、自分の好きなスタイルを1つか2つくらいの単語で表現してみるというものだった。
最近、服はシンプルかつベーシックなデザインをおしゃれに着こなしたいなと思っていたので、この「テーマを決める」という表現が妙にしっくりきた。
テーマを言葉で表現してみると、自分の好きなものがはっきりするので本当に着たい服だけをクローゼットに残すことができる。そして、買った当時は気に入っていても、今は好みが変わったなという服もはっきり分かる。
そんなこんなで洋服の整理をして、ついでに衣替えもしてみたら、なんとタンスの引き出しが丸々一段空いた。ハンガーラックもかなりすっきりしたので、トップスやシャツ、カーディガンなどは見えるようにハンガーで収納した。
自分が着る服を見えるように収納してみると、自分の好みの傾向もよく分かる。(私は圧倒的にベージュ系とブルー系の服が多い)いつも見えるようにしておけば、どんな服があるか忘れないし、着なくなった服があればすぐに気づく。
それに、すっきりと収納されている感じが気持ちいいので服を買う時に慎重になることができそうだ。
まだ整理したばかりで、これから夏になれば新しい服が欲しくなるかもしれないけど、本当に着たい服を吟味して買うようにして、このすっきりしたクローゼットをキープしたいと思っている。
片づけがあまり得意でない身としては、服の整理以外にもこの本に学ぶところは多い。そして、数ある片づけ本の中で私の性格に割とぴったりはまってくれた。
まだまだ実践してみたいことがたくさんあったので、いろいろ取り入れて試してみたい。
しばらくはこの本が、私の生活の教科書になりそう。